太股(太腿)の外側が張るのはガニ股?ストレッチで修正しよう
2017.12.14
太股の外側が張るような方の特徴は何でしょうか。
太股の外側を使う動作が日常に溢れているのでしょうか。
それとも私たちの体がそうなっているのでしょうか。
答えは簡単。
外側を使っているのではなく、内側を使っていないのです。
内側を使わないとバランスが崩れて外側優位になってしまいます。
その結果、外側が張ると動作にさらなる制限が掛かり、腰痛や膝痛、その他の不調の原因となっていきます。
そうならないためにも内側とバランスを取ることがとても大切。
今回紹介するストレッチでバランス良く太股を使っていきましょう。
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太股の外側が張ってくるのはどうして?
太股の外側が張ってくる原因として挙げられるものは、ずばり普段から外側に重心を掛けているということです。
特に男性に多いのですが、ガニ股になりやすかったり、椅子に座るときに脚を開いて座ったりしてしまうようなことが原因です。
もう少し話をすると、外側が張りやすい方の特徴として、仰向けに寝たときにつま先と膝の向きが外に開く方が非常に多いです。
これまでの話をまとめると、膝とつま先が真っ直ぐ向かない方は、股関節の外側に負担が掛かりやすくなるので外側の筋肉が硬くなり、極端な話、縮こまってしまいます。
その結果、足元も外側に引っ張られるので仰向けに寝たときにつま先が開いてしまうのです。
こういった形で股関節の内側と外側に差ができると、股関節の機能も低下し、他の場所に代償が出ることも少なくありません。
そこでストレッチが効果的になるのですが、やり方としては右脚を伸ばす場合、立った状態で右脚を左脚の前に出してクロスさせて重心を右に乗せていく方法。
このとき骨盤の外側と外くるぶしを引き離すイメージが大切です。
また壁と対面した状態で、腕を伸ばして両手を壁につけるとバランスも取りやすいでしょう。
太股の外側だけ縮こまらせるな ワンサイドエクステンション
今回はワンサイドエクステンションという、膝周りの症状改善を図るストレッチ、股関節をローテーションすることによって膝症状を改善していきます。
椅子に座り、両手を頭の後ろに手を組みます。
両膝をできるだけ開いていきましょう。
つま先も同じく外に向けてください。
そこから両膝をできるだけ高く上げて股関節を内側へ回し、それぞれ半円を描くように、膝と膝を近づけて下に下ろしていきましょう。
今度は反対に、逆回転で外に開いてください。
この内側、外側に股関節を回していく運動を10回連続で行ってください。
股関節が原因で膝の痛みを発する方が非常に多いです。
この形で股関節をローテーションをして周辺の筋肉を柔らかくすることによって、太股のバランスが整い膝の症状の改善にも繋がります。
是非お試しください。
ワンサイドエクステンションのポイント/回数・タイミング
ワンサイドエクステンションを行う上でのポイント
膝をなるべく高く上げて、大きな半円を描くのがポイントです。
リズム良くふらつかずにできると効果的です。
回数・タイミング
10回1セット。
慣れたら3セット。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
膝諸症状の改善、予防。
股関節可動域拡大。
太股の筋バランス調整。
運動強度☆☆☆☆
定期的に運動をしている方向け。
このようなお悩みがある方
- 膝痛を改善したい方
- 腰痛でお悩みの方
- 太股の前後左右、どこかに張りや違和感がある方
- 股関節の動きが悪い方
- 下半身を強化したい方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.216】ワンサイドエクステンションで太股の外側を緩めよう
太股の外側が張るような姿勢は脚が綺麗に見えません
太股外側が硬く張ってしまうと余計ガニ股になっていきます。
ガニ股は決して格好良い姿勢とは言えないですよね。
人もモノもやはり左右対称のバランスの取れたものが綺麗に見えるはずです。
そのためにはバランスを整えることが大事。
前も後ろも内側も外側も満遍なく使うことで、真っ直ぐな脚になっていきます。
是非今回紹介したストレッチで股関節から大きく回してください。
バランス調整には持って来いだと言えます。
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