体幹トレーニングが子供にもたらすこととは?成長・学力向上
2017.11.16
子供の頃から体幹トレーニングをした結果、筋肉がつき過ぎて成長が止まると思っている方は多いようです。
確かに過度なウェイトトレーニングはそんな結果を招く可能性は否めません。
しかし体幹トレーニングのような姿勢を維持するためのインナーマッスルへ負荷を加え、大きくするのではなく使えるようにすることが目的であれば問題ないと思いませんか。
今回はそんな体幹トレーニングが子供にとって、必要か不必要かお話していきます。
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子供が体幹トレーニングをやってもいい?
子供が体幹トレーニングをしても何ら問題はありません。
むしろ適度に体幹トレーニングをした方が、健康にも良く運動神経もアップすると考えられます。
対して、ウサギ跳びやウェイトリフティングなどの過度な負担がかかる筋力トレーニングは子供にとって良くありません。
関節などに負荷がかかり、成長への悪影響になってしまいます。
正しい方法で体幹トレーニングをすれば、成長を助け健康的に過ごせるようになります。
特に最近の子供は姿勢の悪化、そして運動神経の低下や運動不足が問題とされています。
そんな子供たちが体幹トレーニングをすることで、身体的にも精神的にも改善されていきます。
スマホやパソコンを良く使っている子供たちは特にトレーニングが必要です。
小さい頃から体幹を使うことなく、首や肩や腰が悪い姿勢を身につけてしまうと、大人になってから直すのがかなり大変です。
そこで正しい方法でインナーマッスルを鍛えておくと、猫背の防止になったりキレイな姿勢を保つ筋肉がつきます。
小さな頃からの対策がとても重要です。
子供の成長を促す体幹トレーニング マーメイドバックムーブ
今回はマーメイドバックムーブという、体幹トレーニングを行います。
股関節と体幹の連動性を上げるストレッチ&トレーニングです。
まずお姫様座りになります。
両膝は肩幅に開いて、つま先は外向きで両踵はお尻に近づけます。
この時お尻が床についている状態を確認してください。
両手を後ろで組み、肩甲骨を後ろで寄せます。
そこから頭を床につけるように身体を前に倒してください。
男性は股関節内旋が硬く、お尻が床につかない方が多いです。
その場合は、お尻を上げた状態で身体を前に倒してください。
目安はおでこが床につくように行うことです。
この動作を10回連続で行ってください。
女性の方は骨盤の形状上、身体が前に倒れやすいです。
おでこを床につけるのを目標にご自宅でやってください。
マーメイドバックムーブのポイント/回数・タイミング
マーメイドバックムーブを行う上でのポイント
お姫様座りでは足首を伸ばさず外向きに90°折り曲げてください。
背中を丸めるのではなく、股関節から前に屈曲するようにしてください。
肩甲骨を寄せたままキープすれば、背中は丸まりにくくなります。
回数・タイミング
10回1セット。
ウォーミングアップやお風呂上がりが最適です。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
体幹トレーニング。
股関節内旋ストレッチ。
骨盤と体幹の連動強化。
運動強度☆☆☆☆
股関節の可動域がある程度あるアスリート向け。
このようなお悩みがある方
- 猫背を改善したい方
- 肩こりや四十肩、五十肩、腰痛でお悩みの方
- 背中に疲労を感じている方
- 股関節の可動域をもっと広げたい方
- 骨盤が後傾気味の方
- 運動パフォーマンスを向上させたい方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.160】子供の頃からの体幹トレーニングに マーメイドバックムーブ
子供は理想の姿勢を覚えるために体幹トレーニングをすべき
子供は体幹トレーニングによって正しい姿勢をキープしやすくなります。
これはもちろん大人にだって当てはまります。
正しい姿勢でいることは、前進の血行が良くなり頭の先から足の先まで血が巡り酸素が行き届きます。
その結果、細胞は活性化し出し、学力向上、運動能力向上につながっていくのです。
子供の頃は、トレーニングだと言ってやらせることではなく、遊び感覚で毎日取り入れると飽きずに続けやすいでしょう。
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