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腰痛の治療に終焉なし!その後の過ごし方で雲泥の差が出る!

2017.9.10

腰痛は治療すれば治るとお考えの方はどれだけいるのでしょう。

実際一時的に痛みがなくなることはあるでしょう。
もちろん、持続して腰痛にならないということもあるかもしれません。

しかし、治療しても腰回りの筋肉が柔らかくなるということは絶対ありません。

ですから、またその固まっている腰回りの筋肉が悪さをし出すのは目に見えているのです。

睡眠不足の朝に腰が痛いという経験はありませんか?
おそらくそれは体を休めているはずの睡眠中に、腰回りの筋肉は緩んでいないのです。

腰痛は治療してサヨナラではなく、治療後の過ごし方が大切になってきます。

その過ごし方の1つとして、今回紹介するストレッチを取り入れた生活を送ってみてください。

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腰痛は治療したらおしまい?

腰痛になって、さらに悪化してヘルニアを発症してしまったとします。

病院に通院しながら、完治する方もいれば、ヘルニアの症状が酷い状態でオペをしないと治らない場合があります。

皆さんの認識は病院で治療をして、医師から『もう大丈夫ですよ』と言われて完治したと思う方がほとんどだと思います。
特にヘルニアの場合、オペをした後がとても重要です。

オペで治療をしても周りの筋肉は硬いままなので、その状態のままにするとヘルニアを再発するというケースもあるのです。
ですからオペをしたら終わりではなく、オペの後の対処がとても重要になってくるのです。

硬い状態のままだと身体に余計に負担がかかる為、身体を柔らかくする必要があります。
逆にいえば、毎日ストレッチをしていれば、腰痛になることはないでしょう。

治療後の腰痛改善方法とは?

睡眠不足の朝に腰が痛いという経験はありませんか?
朝起きた時に腰が痛いということは、腰の筋肉の緊張が緩和されていないということになります。

寝ていても腰の周辺の筋肉に乳酸や老廃物などが流れず溜まったままで、それらが筋肉を硬くしているのです。

筋肉が硬くなれば、当然腰痛を引き起こします。

筋肉を柔らかくするためには、十分な睡眠が必要になります。
しかし十分な睡眠と言っても、眠る時間によって睡眠の質の高さが違ってきます。

午後10時から午前6時まで眠る8時間睡眠と、午前1時から9時まで眠る8時間睡眠では、前者のほうが質が高いと言えます。
これは、成長ホルモンが午後10時くらいから午前2時くらいの間に分泌されるからです。

この4時間を挟む時間に睡眠を取れば、筋肉疲労は改善され、肌は綺麗に、脳神経の疲労も取れやすくなります。

治療したからもう大丈夫と思わず、睡眠習慣を見直しましょう。
眠れないのなら、ストレッチをほとよくすると入眠しやすくなりますよ。

水とミネラルと腰痛治療!

腰痛を引き起こす原因は、水とミネラル不足が関係していることはご存知でしたか?

『水』は生命の維持に必要なものです。
体の水分が不足すると、血液がドロドロになり血流が悪くなり、腎臓周辺の神経を圧迫し腰の筋肉に負担が掛かかります。
つまり水分が不足すると腰痛の症状を悪化させます。

またミネラルが不足しても腰痛を引き起こしやすくなります。
ミネラル不足では、筋肉が収縮した状態を続けてしまい、その結果血流が低下して腰痛を引き起こしてしまいます。

その結果、寝ている時、立ち続けている時、座っている時などに休んでいるつもりでも筋肉が弛緩することなくずっと緊張し続けているので腰痛が起きるのです。

ですから普段から水をたくさん摂取して、水と合わせてミネラルを含む天然の塩などを摂取することで、腰痛治療も短期間になりますし、痛み自体も軽減できると考えられるのです。

ストレッチで腰痛治療!

これから紹介するのは、ハムストリングスを伸ばして腰に負担をかけないようにするストレッチです。
腰痛だけではなくヘルニアの初期段階の方などにも十分効果が期待できます。

ヘルニアの方には神経根の圧迫により、圧迫されている側の下肢に痺れや痛みが生じている方、下肢への痺れはなく腰痛のみの方もいます。

痛みや痺れがある側のお尻や下肢が硬くなってしまうと、体を捻るような動作や反る動作で痛みや痺れが増強されます。
そこでハムストリングスをマッサージすると一時的に痛みが和らぎ気持ちいいのですが、神経症状の激しい人は特に筋肉の弛緩だけでは何の解決にもなりません。

このハムストリングスに対して適切な伸張刺激を入れていき、伸張刺激に耐えられる状態へとストレッチをしていく必要があります。

これから説明するストレッチでハムストリングを伸ばして上げて、椎間板の突っかかりを取りましょう。
腰痛治療後は特にストレッチが大切になってきます。

腰痛治療は必要なくなる!?ヒズバックタオルバージョン3の流れ

今回はヒズバックタオルバージョン3というストレッチです。
主にハムストリングスを伸ばす腰痛改善ストレッチを行ってみたいと思います。

まず仰向けで寝てください。
どのようなタオルでも結構ですので、肩幅くらいの長さでお持ちください。

右足を上げて、足の裏にタオルをかけてください。
ここから、右足を上げます。

膝を伸ばしたまま、ご自身の方に足を引っ張りましょう。
このときに引き過ぎると、膝が曲がってハムストリングスのストレッチが効いてきません。
膝が伸びたままで、足をいっぱいにまで引けるところで、姿勢を10秒間キープしましょう。
10秒で足を入れ替えます。
左足も同様にしてご自身の方に引き寄せます。
同じく10秒間姿勢をキープしましょう。

これは、タオルがあれば簡単にできるストレッチです。
腰痛改善に有効なストレッチですので、是非ご自宅で試してみてください。

ヒズバックタオルバージョン3のポイント/回数・タイミング

ヒズバックタオルバージョン3を行う上でのポイント

膝を伸ばしたまま、ご自身の方に足を引っ張ること。
このときに引き過ぎると、膝が曲がってハムストリングスにストレッチが入りません。

回数・タイミング

10回1セットを1日1セット行いましょう。
朝、お風呂上がり、寝る前、どのタイミングに行っても構いません。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

腰痛改善のストレッチ。
ハムストリングス、ふくらはぎの柔軟性向上。

運動強度☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 裏ももが非常に硬い方
  • ふくらはぎが非常に硬い方
  • 腰痛治療後の再発予防されたい方
  • ご自宅でストレッチをしたい方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画19】腰痛治療にはこのストレッチ!! ヒズバックタオルバージョン3

腰痛治療をした後が大事!!

症状改善に一番大切な事は、皆さんの努力により「痛みをコントロールする!」という考え方が重要だと思います。
特に腰痛や腰椎椎間板ヘルニアの方には健康維持の重要性を認識していただければと思います。

病院で治療しただけでは終わりではありません。
治療後、また同じ症状を引き起こさない為の改善、予防に努めていただければと思います。

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