肩こりが治らない理由。それは腰痛との相互作用のせいかも?
2017.12.7
肩こりを感じている方は、肩周りだけ動かしていないといったことは少なく、他の部位もあまり動かしていないことが多いです。
そのため、肩こりと合わせて頭痛や腰痛を感じたり、その他にも疲労が抜けにくい、体が重いといった症状も出やすいのです。
肩こりが一番辛いと肩周りだけケアしても、連動して動くはずの股関節や私たちの体の土台でもある骨盤周りのバランスが崩れると肩もバランス良く動かせません。
全身の状態を高めることが、肩こり解消の基本的な考え方になります。
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肩こりが治らないのなぜ?その原因とは?
子育て中のママのほとんどが悩まされている肩こり。
いくらマッサージに通っても、またすぐに元通り、いつも上半身が重くなっていませんか?
肩こりの原因は様々ですが、意外にも腰痛が関係していることがあるのです。
ですから肩こりだけに特化してケアしても、腰痛があるといつまでたっても治らないということがあります。
まずは全身チェックをすることをオススメします。
体の歪みはもちろん、腰痛の程度がどのぐらいかによって、これまで肩こりに隠れて気づいていなかった体の不調や内臓、子宮の状態まで明らかになり、肩こり緩和に向けて対策が練られることでしょう。
腰痛があるかどうかは、自己判断できます。
肩こりがあまりに辛過ぎて腰痛の痛みを感じておらず、自覚症状がないままになっていても、お尻の真ん中付近にある腰痛のツボをグーッと、人差し指を鍵のように曲げた指で押してみてください。
きっとものすごく痛いはずです。
さらに、押しながら足を外側に回すと、股関節の動きの良し悪しがすぐに分かるはずです。
痛いツボを押しながら、足を回して股関節を柔らかくしていくと、腰痛が少し緩和されていきます。
すると、その影響で背骨が正しい位置に移動し、それによって肩こりの痛みも和らぐはことが多いのです。
治らない肩こりにこのストレッチ ボースハンドネロー
今回はボースハンドネローという肩に障害がある方のストレッチ、主に上腕三頭筋と肩甲骨周辺を動かしていきます。
肩幅に足を広げて、肘と肘を肩の高さでくっつけていきます。
肘をつけたまま、両肘を上に上げてください。
このように上げていくと、両肘が離れやすくなってきます。
両肘が開かないところままで良いので、上に上げてください。
腕を上げていくと、上腕三頭筋に刺激がかなり入ってくるのが感じられるはずです。
この上下動を10回繰り返してください。
四十肩、五十肩で腕が上がらない方、この辺りから上下に動かしているだけで、少しずつ腕が上に上がりやすくなってきます。
肩甲骨の可動域が広がって、腕が少しずつ上がっていきますので、腕が上がらないという症状を抱えている方、是非行ってみてください。
ボースハンドネローのポイント/回数・タイミング
ボースハンドネローを行う上でのポイント
肘が離れないようにすることで、肩甲骨がかなり引き出されます。
そこから1センチでも2センチでも高く上げるように意識するだけで十分効果的です。
回数・タイミング
10回1セット。
肩周りにこりや違和感が生じたら、都度行ってください。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
肩こり解消。
四十肩、五十肩改善。
肩甲骨可動域拡大。
運動強度☆☆
両肘を前でつけられる方向け。
このようなお悩みがある方
- 猫背を改善したい方
- 肩こりや四十肩、五十肩、腰痛でお悩みの方
- 背中に疲労を感じている方
- 肩甲骨を動かすとゴリゴリする方
- 二の腕のたるみが気になる方
- どこでも簡単にストレッチをやりたい方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.203】ボースハンドネローで治らない肩こりにアプローチ
肩こりが治らないと思ったら肩甲骨可動域チェック
今回紹介したストレッチは肩甲骨の状態チェックで良く行われます。
顔の前で肘がつかない方は大分肩甲骨周りがこり固まっているはずです。
まずは肘同士をくっつけること。
そしてくっついたら、少しずつ高く上げられるようにすることが目標になっていきます。
少しでも高く上げられると、背中がスッと軽くなるのが分かるでしょう。
是非お試しください。
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