肩こりの放置が指先のしびれを生む!?それは首とも関係あり

首の関節が動きにくくなってくると、上半身は動きにくくなります。

1つの原因として考えられるのが、首の付け根から肩関節まで、そして体幹部の背骨の真ん中辺りまであるひし形の筋肉、僧帽筋が硬くなっていることです。

頚椎から腕に向かって椎ごとに神経が繋がっています。
首の関節の柔軟性が失われてくると肩関節を始め、肘、手首の関節のしびれを伴った肩こりが起こりやすくなります。
僧帽筋を硬くしてしまうと首の関節の動きが失われ、さらに内側の筋肉にも影響を及ぼし首からの神経の流れを圧迫し、しびれを伴った肩こりが進行していくのです。

今回紹介する肩甲骨の引き寄せストレッチで僧帽筋の柔軟性を高めて、腕への神経流れを良くしていきましょう。

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肩こりが辛くしびれも伴う人は僧帽筋の柔軟性をチェック

肩こりでお悩みの方は足を肩幅ぐらいに広げて立ち、両肘を90度曲げて手のひらを上に見せてください。
肩をできるだけ下に引き下げた状態で両肘を後ろに引きます。

チェック方法

  1. 上記の動きができる。
  2. 肩甲骨が下がりにくい。
  3. 上記の姿勢になれない。
  4. 上記の姿勢をとると痛み、もしくはしびれを伴う。

判定

  1. 僧帽筋が柔らかく頭の後屈もしやすく柔軟性があります。
  2. 僧帽筋が硬くなり頭の後屈の柔軟性が少なくなっています。
  3. 僧帽筋が硬くなり頭を後屈させるのがきついです。
  4. 僧帽筋の柔軟性が失われ神経の流れを圧迫してしびれが出たり、筋肉の付け根辺りに痛みが生じている可能性があります。

3と4の方は相当慢性的に肩こり状態にあります。
早急に今回紹介するストレッチで僧帽筋を緩めていきましょう。

しびれを生む肩こりの原因となる僧帽筋は4つの関節を左右する

僧帽筋は頭の付け根から肩関節、そして胸椎と4つの関節と肩甲骨の動きを左右する筋肉です。

首は上半身の動きを左右すると言われています。
まさに僧帽筋は首の後ろを覆うようについているので、硬くしてしまうと首の関節の柔軟性が失われはじめ、他の関節に影響を及ぼし上半身すべてを動きにくくしてしまいます。
農耕民族だった日本人は猫背になりやすい人種と言われ、僧帽筋が硬くなり肩こりが進みやすいです。

左右の肩甲骨を背骨に寄せた状態で上下に動きがしにくくなると、首の後屈ができなくなり頚椎の神経を圧迫する可能性があります。
しびれがあるとイライラが募り精神的にも辛い生活を送ることになります。

まずは簡単な肩甲骨の引き寄せ運動で僧帽筋の柔軟性を高めて姿勢を良くして、しびれを伴う肩こりを改善していきましょう。

パソコンやスマホのやりすぎは姿勢を崩し肩こりやしびれの原因に

僧帽筋の内側に肩甲挙筋と菱形筋があります。
両方とも肩甲骨と首の付け根や肩甲骨と背骨とついています。
肩甲骨を中心部に寄せたり広げたりするのに非常に重要な筋肉になります。

肩甲骨を動かすためにはこの2つの筋肉の柔軟性は欠かせません。
しかし僧帽筋が硬くなってしまうと、この2つの筋肉も硬くなってしまいます。
しかも肩甲骨と肩甲骨が背骨から遠ざかる形で背中が固まってしまうので姿勢を崩すのです。

このような猫背な姿勢が最近は生活の中で多く見られます。
特にスマホは画面が小さいために目に近づけるので首の前屈の角度が大きいです。
やりすぎると頭の重さの荷重が大きくなります。
最近は四六時中長時間に渡ってしている人が子供から大人まで多いです。

ものが便利になるというのは姿勢を悪くして肩こりが慢性化し、神経の流れを悪くしてしびれを生み、ひいては呼吸や内臓にも影響を及ぼしていると言わざるをえませんね。

それを健康を害するからやめるというのはなかなかできないもの。
ですから、しっかり姿勢を元に戻す運動ぐらいはしていかなければなりません。

しびれる前に解消していく肩こり改善ストレッチ ショルダーブレイドプルの流れ

今回はショルダーブレイドプルという、肩甲骨の引き寄せ運動を行います。

立位で、足を肩幅ぐらい広げてください。

両肘を90度に曲げて、手のひらを上に見せます。

そこから、肩甲骨を下にできるだけ引き下げた状態で両肘を後ろに引いていきます。

肩が上がらないように気をつけてください。
ストレッチ効果が得られません。

この姿勢で10秒間キープして、しっかり肩甲骨を引き寄せて可動域を上げていった上で前後に10回動かしてください。

息を吐きながら後ろに引くとより効果的です。

ショルダーブレイドプルのポイント/回数・タイミング

ショルダーブレイドプルのポイント

姿勢を正して猫背にならないことが効果を高めます。
また左右の肩甲骨を引き下げて(下制する)から、中心に寄せていく順番が大切です。

回数 タイミング

肩こり首こりの症状が出た時。
または出る前の予防として10秒キープ、10回動かすのを1セットとして、毎日3セット。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

肩こりやそれに伴うしびれを解消。
肩甲骨の可動域拡大。

運動強度☆☆

いつでもだれでもできます。

このようなお悩みがある方

  • 指先にしびれを感じている方
  • 普段からスマホを長時間いじっている方
  • デスクワーク中心の方
  • 頭が前に出ていると思う方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.122】ショルダーブレイドプルで肩こりもしびれもストップ!

肩など背中が硬くなりすぎるとしびれやすい

背骨は仙椎や尾椎もありますが、主に頚椎が7、胸椎が12、腰椎が5で構成されています。

僧帽筋や菱形筋、肩甲挙筋はその頚椎と胸椎を左右する筋肉です。
その筋肉が固まってくると、頚椎と胸椎の動きが悪くなり、腰椎の動きだけで生活している人も少なくありません。

どういう動きかというと体幹部のねじりがないと言っても過言ではない動きです。

その動きは、基本的には前後の動きで生活し、左右に体を向ける時は同足も一緒に動きます。
要するに直線的な動きになってしまいます。

そのような背中が硬くなるような動きを繰り返すと、頚椎、胸椎、腰椎を流れる神経が椎と椎からはみ出るようになってしびれを招きます。
そうならないためにも、肩甲骨をしっかり引き寄せると大胸筋や小胸筋、胸の筋肉が開くような形になります。
今回のストレッチで両肩がさらに後ろに寄りやすく正しい姿勢を維持していきましょう。
肩こりの改善をご自宅、もしくはオフィスで試してみてください。