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肩こりは薬に頼らずに解消すべし!ストレッチが薬になる!

2017.9.12

肩が凝ったときにどのような対処をされていますか?
運動やマッサージをする時間がない方は薬で改善される方がいますが、どのような薬を飲んでいますが?

しかし果たして本当に薬で肩こりは改善されるのでしょうか?

事実、筋肉本来の作用に合わせて対処をした方が肩こりの治りが変わってきます。
これから肩こりに効く薬、肩こり改善をするにはどのような事をすればいいか、薬以外で肩こりを改善方法を説明します。

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肩こりに効く薬にはどんな薬がある?

肩こりを改善する薬はどんな薬があるのでしょう?

【飲み薬(筋弛緩・筋肉の緊張を緩める系)】
こり固まっている筋肉を緩める薬で、比較的新しいタイプの薬です。

・コリホグス
筋肉を内側から緩めることで、つらい肩こりを改善する効果があります。
主成分は筋肉弛緩成分「クロルゾキサゾン」。
さらに痛み止め成分「エテンザミド」が肩や首筋のつらい痛みを和らげます。
どちらかというとつらく痛みを伴う肩こり向けです。
初めての方は1回1錠からお試しください。

・ドキシン錠
肩こりや腰痛は、神経の過剰な反応によって筋肉の緊張が起き、引き起こされていることがあります。
鋭い痛みや小刻みな痙攣を感じる場合はこのような反応が起きているかもしれません。
主成分のメトカルボマールはこの反応を抑え筋肉を正常な状態に戻そうとする効果があります。
また痛み止め成分や血行改善成分も配合されています。

しかしこういった薬だけに頼るのではなく、薬で楽になっている間にしっかり自分で積極的に肩の筋肉を緩める努力をしていきましょう。

そもそも肩こり薬で柔らかくなるか?

筋弛緩剤のメリットとしては、薬の中でも効き目が強いので、急性的な痛みやひどい痛みに効果があります。
反対にデメリットとしては、薬が強い分副作用が出やすいということです。

どのような副作用があるのかというと、主には眠気・ふらつき・体がだるくなる・判断力の低下、などがあります。
副作用の出方も人によって差はありますが、運転前や仕事の前は避けるなど使用するタイミングが大切になってきます。

しかし、そもそも薬で肩こりは改善はされるのでしょうか?
薬で筋肉を柔らかくしたからといって肩こりが完全に改善されたという方はどのくらいいるのでしょうか?

薬を飲んで柔らかくなっても次の日の朝になったらまた元に戻ってしまったという方を良く耳にします。
筋肉は伸びる以外の動きがある為、柔らかくしただけでは駄目だということをお伝えします。

筋肉は縮むものだから薬だけでは△

肩こりに一番関係する筋肉は、首の後ろから肩〜背中にかけての筋肉で「僧帽筋」です。
その他、もっと深い位置に「肩甲挙筋」や「頭・頸板状筋」などがあり、これらの筋肉が重さ5〜6キロの頭を支えています。

重たい頭を支え、腕を動かしたりする際にも筋肉を使いますので、常に筋肉は緊張しています。
すると筋肉は緊張し疲れて硬くなります。
硬くなると筋肉内を通っている血管を圧迫して血液の循環が悪くなり、徐々に筋肉に十分な栄養が行き渡らなくなり筋肉疲労が溜まり出します。
そうして疲労が溜まることでますます筋肉が硬くなり肩こりを起こすのです。

そこで気を付けていただきたいのが、緩めるだけでは改善されないということ。
筋肉は伸び縮む作用があるので、緩めた後に縮めてあげないと意味がありません。
筋肉は弛緩するだけではなく収縮する働きが本来備わっています。
緩めた後は縮めてください。
そうすることで肩こりの治りのスピードが早くなります。
薬だけでは足りないことが理解できましたか。

最終的には肩こり改善薬は飲まないように

最終的には薬に頼らないで肩こり改善、予防をしていただきたいです。
運動、筋トレなどで改善している方が少なくないと思いますが、カラダラボではストレッチを進めています。
ストレッチの効果としては体にある筋肉を良好な状態にする目的で、その筋肉を引っ張って伸ばすことで効果が現れます。
また筋肉の柔軟性を高め関節可動域を広げるほか、呼吸を整えたり、精神的な緊張を解いたりするという
心身のコンディション作りにもつながる効果があります。

これからお伝えするピジョンストレッチは、両肩が前に出た状態でお仕事をされている方にはオススメのストレッチです。
肩が前に出てしまうと三角筋と大胸筋が硬くなってしまい肩こりに繋がるので、三角筋と大胸筋にストレッチをかけて肩こりを解消しましょう。

薬が不要になる肩こり解消ストレッチ ピジョンストレッチの流れ

今回はピジョンストレッチという、肩こり改善のストレッチです。
主に三角筋と大胸筋をエクササイズしていくストレッチを行ってみてください。

立った状態で、両手を後ろで組んで下さい。
最初はリラックスした状態です。
足の幅は肩幅くらいに開いて下さい。
つま先は外側に30度開いて下さい。

この状態から、両方の肩甲骨を後ろに寄せるように、手を斜め45度まで上げていきます。
この姿勢を10秒間キープして、肩甲骨を後ろに寄せて胸と肩の筋肉を伸ばしていきましょう。
ここから一度リラックスして、ゆっくり10回腕を上げて肩甲骨を後ろに寄せていきます。
まずは両手を後ろで斜め45度上げて、10秒キープします。

10秒経ったら、10回上に上げていきましょう。
普段両肩が前に出た状態でお仕事をされることが多いと思います。
その状態で三角筋、大胸筋、僧帽筋が固まってしまって肩こりになられる方は非常に多いです。
こちらのストレッチでぜひ肩こり改善を行ってみて下さい。

ピジョンストレッチのポイント/回数・タイミング

ピジョンストレッチを行う上でのポイント

手を斜め45度まで上げるときに肘が曲がらないようにしましょう。
目線は5メートル先を見るように遠くを見るようにしながらストレッチを行いましょう。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

肩こり/予防。
特に上肢を積極的に使うことで、大胸筋、三角筋にストレッチがかかり肩がスッキリします。

運動強度☆☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 肩こりを改善されたい方
  • ご自宅でストレッチをやりたい方
  • 姿勢が気になる方
  • 肩の位置が気になる方
  • 薬を使っても肩こりが治らない方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.23】薬に頼らない肩こり解消法 ピジョンストレッチ

肩こりに悩んでいる方へ

薬はときには副作用を引き起こすことがあり、身体に害を及ぼすこともあります。

肩か凝り始めるとそれ以外の背中、首なども凝りやすくなります。

そうならない為にもストレッチで改善と予防を試みるのがベストです。
最終的にはご自身で対策ができるといいですね。

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