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股関節の痛みを解消するための正常可動域ストレッチをすべき

2017.11.28

股関節に痛みを感じてしまうのは、運動のしすぎでしょうか。
それとも運動不足でしょうか。

原因はどちらにもあります。
その大きな要素として、股関節の可動域を正しく使えていないことが考えられます。

そこで今回は股関節の可動域を正しく理解すること、そして正しい状態に導くためのストレッチの方法を紹介します。

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股関節の痛みがあるときの対処法とは?

股関節は体にある関節の中でも、球関節といって、とても不安定な作りの関節です。
そのために、関節の周囲は強靭な靭帯や筋肉で覆われています。

しかしそんな筋肉や靭帯で覆われていても、痛みは様々な要因で簡単に引き起こされてしまうものです。

ですが、周囲の筋肉や靭帯を正しくストレッチする事で改善する事も多々見受けられます。

股関節は、人体の中で一番大きな筋肉とされている腸腰筋やお尻の筋肉で姿勢保持に重要な大臀筋、中臀筋が主動作筋です。
この筋肉たちをストレッチする事で、筋の柔軟性が改善し血液の流れも良くなる事で、痛みが改善し結果姿勢の改善に繋がります。

股関節は球関節であるために、運動方向も幅広い可動域を持ち合わせていますが、筋肉たちの走行や状態に応じストレッチを掛けるのが痛みを無くす手段です。

姿勢改善のためには、お尻の筋肉である大臀筋や中臀筋、また体幹を支えるのに重要な背中やお腹の筋肉も合わせてストレッチする事も、股関節の痛み改善や姿勢改善に重要や方法だと言えます。

このストレッチで股関節の痛みを解消 ダイヤゴナルカウンターの流れ

今回はダイヤゴナルカウンターという、ランニング前に行いたいストレッチです。
主に体幹をエクササイズしていくストレッチを行います。

まず両足を肩幅よりやや広めにして立ち、頭の後ろで手を組みます。

そこから右肘と左膝をお腹の前でくっつけていきましょう。
対角線上に真っ直ぐ並べるイメージです。

くっつけたら、手足は元の位置に戻しましょう。

今度は左肘と右膝をお腹の前でくっつけます。
このときに肘は反対側の手の脇の下に近づけるイメージで行ってください。

膝は肘の外側に持っていくように意識してください。
リズム良く10回行うことによって体が捻りやすくなってきます。
足を上げて戻す際、真下に下ろしてしまいがちです。
元の足幅に戻すように注意してください。

ランニングの前に行うと、体が捻りやすくなって腕を前後に振りやすくなります。
是非お試しください。

ダイヤゴナルカウンターのポイント/回数・タイミング

ダイヤゴナルカウンターを行う上でのポイント

肘と膝をくっつけることに集中しがちですが、それよりも前腕(肘から先)と下腿(膝から下)が一直線に並ぶことを優先してください。
その上でくっつけられるようになると可動域が正しく整っていきます。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

姿勢改善/矯正。
ランニング前のウォーミングアップ。
ランニングフォームの安定感アップ。
股関節可動域の正常化。

運動強度☆☆☆☆

運動を定期的に行っている方向け。

このようなお悩みがある方

  • 股関節に痛みを感じている方
  • ジョギングやランニングを定期的に行っている方
  • 下半身太り、冷えやむくみを感じている方
  • ランニング後に下半身に不安を感じる方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.185】ダイアゴナルカウンターで股関節の痛みを和らげる

 股関節の痛みはストレッチで股関節を正常化すればまず安心

股関節は本来かなり自由な可動域を持っています。

しかし日常の動作では、その可動域を100%使い切ることは難しく苦手な方向が誰にでもできていきます。
その苦手を苦手のまま放っておくと次第に痛みとなって表れてくるのです。

そうならないためにも、毎日あらゆる方向へと動かし刺激を加えていきましょう。
そのための方法が今回紹介した対角線上を動かすストレッチです。
是非お試しください。

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