足の裏が硬いと怪我や故障の原因に!足裏ストレッチの重要性
2017.11.26
あなたの足裏はどうなっていますか?
足裏は平らな面で、私たちの体重を分散して支えているのではなく、3点のアーチで支えています。
そんなアーチは正常な足には存在するのですが、運動不足になるとアーチがなくなってしまうこともあります。
そしてアーチのない状態で、歩く、走るといった行為をしたらどうなるでしょうか。
足裏には自分から積極的にアプローチしなければなりません。
法っておいて良くなる箇所ではないからです。
今回は足裏を使うストレッチを紹介します。
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ランニングで足裏のストレッチが必要なわけとは?
ランニングで足裏のストレッチが必要な理由は、足裏のアーチを使うことで正しい足運びができるからです。
足裏のアーチとは、分かりやすいものは土踏まずです。
土踏まずは歩いたり走ったりするときにクッションの役割を果たしてくれます。
この土踏まずのアーチの高さは、低すぎても高すぎても足に負担が掛かります。
このアーチの高さを正常に保つと、踵から着地し小指から親指へと蹴り出す力を使うことができます。
そうすると体への余計な負担が掛からず、体の歪みや痛みを防ぐことができます。
この点からも足裏ストレッチの重要性が分かるはずです。
また土踏まずだけでなく足の指の付け根にもアーチがあります。
土踏まずを縦アーチと言い、足の指の付け根は横アーチと言います。
この横アーチも土踏まずと同じ役割を果たします。
これら縦アーチと横アーチがバランス良く使えていることが大切です。
それによりランニングのフォームも整えられます。
フォームが安定すれば、疲労が溜まりにくく長距離走ることができ、また怪我や故障のリスクも減らせるのです。
つまりランニングには足裏のストレッチが不可欠だということなのです。
ストレッチで足裏を使う ローワーボディーエクステンションの流れ
今回はローワーボディーエクステンションというランニング前に行いたいストレッチで、主に指先をしっかり動かしてそこに足首のストレッチを加えます。
まず肩幅ぐらいに足を開いて身体を前に倒します。
手で足首を掴み、足の指先をグーにしていきます。
この形で姿勢を10秒間キープしましょう。
指先をパーにして緩めます。
このグー、パーを10回繰り返してください。
足の指先の動きは足首の動きの強さと関連してきます。
捻挫の防止などに非常に効果がありますので、是非ランニングを行う前にストレッチとして行ってください。
ローワーボディーエクステンションのポイント/回数・タイミング
ローワーボディーエクステンションを行う上でのポイント
お尻は膝より高い位置でキープしましょう。
足裏を積極的に動かすことで連動して足首や脛も使われます。
指1本1本までしっかり意識して動かしましょう。
回数・タイミング
10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
足裏ストレッチ。
ランニング前のウォーミングアップ。
足首や膝の故障予防。
足裏アーチの形成。
運動強度☆☆
ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。
このようなお悩みがある方
- 走るとすぐ足首や膝に違和感が出てくる方
- 長時間走るのが辛い方
- ランニングフォームを整えたい方
- 下肢のむくみを解消したい方
- 過去に捻挫をして治るのが遅かった方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.180】足裏を積極的に動かすと良いこと尽くめ ローワーボディーエクステンション
足裏使えていますか?
足裏は常に私たちの体重を支えてくれています。
支えるだけでなく、歩く、走るといったときはさらなる負荷に耐えています。
そんな足裏が使えなくなると、生活が普通に送れなくなるのは想像できますよね。
心臓からもっとも遠い位置にある足裏は、東洋医学では体の写し鏡でもあると考えられています。
しっかりと足裏をケアして、体の状態を高めていくべきでしょう。
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