治療法で迷っている方向け。腰痛にブロック注射は効果ある?

腰痛でお悩みの方が良くご来店されます。

そこで腰痛になってからの対処法を聞くと湿布を貼る、患部を温める、薬やブロック注射で治療をするなど色々な対処方法が挙がってきます。
これら挙げた方法を見ると、どうしても対処の仕方を軽視しているようにも感じます。

腰痛にも色々な種類があって、間違った対処法、もしくは放置してしまったため腰痛が悪化してしまい、最悪手術をするケースも少なくありません。
そうなってしまうと仕事やプライベートを充実して過ごせなくなります。

そうならない為にも普段からできることをやっていきましょう。
今回はその方法の1つ、イスを使った簡単なストレッチを紹介します。

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ブロック注射治療に至るような腰痛になりやすい人の姿勢

腰痛になりやすくなったのは、私たち人類が二足歩行へと進化をしていったことが理由の1つです。
二足歩行になったことで腰により負担がかかりやすくなる姿勢となったのですが、さらに日常生活に行う動作も関係します。
日常生活で当たり前に行う、座る、中腰になる、自転車を運転するといった姿勢です。
上記のような姿勢というのは、腰椎の構造には向いていないのです。

しかし今の生活といえば、デスクワーク人口の増加、車社会、そして外で遊ばず学校や塾通いで座るという長時間座ることが増えたので腰への負担が当然増えてきます。
ブロック注射を打とうか迷っている方は上記の生活スタイルで過ごされていることでしょう。

足を動かさないので、疲労が溜まりやすく、またおしりが圧迫されて血行不良に陥ってしまったりと筋肉が硬くなる要素が満載です。

また座り姿勢の崩れによる骨盤の傾き不良により、背骨のS字カーブが保てないといった悪影響に繋がります。
するとその影響でさらに上半身を支える筋肉が疲れ果て、正しい姿勢が保てなくなります。
そこで硬くなるのが「脊柱起立筋」です。
脊柱起立筋が硬くなると腰にどのような悪影響を及ぼすのか次でお話します。

腰痛の原因となる脊柱起立筋の構造

脊柱起立筋は脊椎(背骨)を背部から支え、体幹を伸展(後ろに反る)させる筋肉です。
特に二足歩行で生活している人間には非常に大事な筋肉です。
脊柱起立筋は1つの名称として呼ばれていますが、実は9つもの部位に分かれた筋肉で構成されています。
1つ1つの筋自体は小さいですが、脊椎の柔軟な動きに対応できるようになっています。

この脊柱起立筋が収縮すると、全体として体幹の伸展に作用します。
また、片側だけが収縮すると体幹の側屈や回旋させる作用も持ちます。
その他にも姿勢の維持に常に関与しており、脊椎を直接支え、様々な脊椎の運動に対応します。

身体を反らせる方向に働く為、いわゆる「良い姿勢」に必要とされますが、体幹を伸展させすぎても腰椎などに過剰に負荷が掛かります。
その影響で腰が痛くなってしまいます。

そのため脊柱起立筋に異常が起きないようにしっかりとケアをしましょう。
働きが悪くなると脊柱の並びが崩れ神経を圧迫し、耐え難い腰痛に襲われます。
そうするとブロック注射を打たないと生活が送れなくなるかもしれません。

ブロック注射を打つ前に脊柱起立筋に通っている腰痛ツボを刺激

ブロック注射を打つか迷っている方、もしくは打っても腰痛が解消しない方、そして背中が硬いと感じる方、症状が楽になるツボをいくつか紹介します。

①志室(ししつ)
効能:精気をみなぎらせて健康を増進させる働きから、生殖器に関連する症状に効果があります。

その他、疲労や倦怠感、体力低下などが原因で起こる諸症状の改善にも有効です。
消化不良や嘔吐などにも効果があります。
また、疲労から来る腰痛や、ぎっくり腰、坐骨神経痛による足腰の痺れや痛みに効果が出ます。
位置:腰部、背骨の第二腰椎きょく突起下縁をはさんだ両側で、真ん中から親指の幅3本分外側にあります。

②命門(めいもん)
効能:生命に活力を与える働きがあります。

体力増強、病後の回復促進などに効きます。
また、下半身が冷えて腰痛や下痢、軟便などがみられる場合にも効果があります。
更に、頭痛や発熱にも有効です。
位置:腰部の正中線上で、第二腰椎きょく突起の下のくぼみにあります。

ブロック注射に至る前にできる腰痛の対処法とは?

『食事』
腰痛を和らげる栄養素というのがビタミンB群とビタミンEです。
ビタミンB1には、筋肉や神経の疲れを和らげる働きがあり、ビタミンEには血液の流れを良くする働きがあります。
また筋肉の緊張を取る働きがある為、痛みを和らげるのに役立ちます。

『急性は冷やし、慢性は温める』
患部に直接働きかける方法として、患部を冷やす方法と温める方法があります。

・患部の冷やし方
簡単で手軽な方法はタオルを水か氷水で濡らしたもので冷やすか、コールドパックを使うこと。
氷で直接長時間冷やすのは控えましょう。

・患部の温め方
温める場合は、体の芯まで温めるお風呂などが良いでしょう。
注意点としては長時間、お風呂で温めるのは控えることです。

『ブロック注射』
腰痛を短期間で治したい、痛みから開放されたいという場合に神経ブロック注射を使用することができます。

『ストレッチ』
ストレッチをすることで筋肉、神経疲労の改善と関節可動域の向上に繋がります。
ストレッチは症状改善だけでなく再発予防の効果も期待できます。

このように色々な対処法がありますが、バランスよく取り入れ、その中でもストレッチを積極的に行ってください。

ブロック注射を打つ前に試してほしいストレッチ シッティングベンドの流れ

今回はシッティングベンドという腰痛改善のストレッチ、主にを脊柱起立筋に刺激を入れていきます。
78a
イスに座って、足は肩幅よりやや広めに、上半身をリラックスした状態で身体を前に倒してみてください。
78b
ここで掌ではなく、手の甲が軽く床についている状態。
78c
注意点は両膝が中に入らないようにすること。
しっかり開けるところまで開いた状態にすることです。
78d
ここをキープして、脊柱起立筋が伸ばしながら、更に刺激が入るように軽くお尻をイスから浮かしていきましょう。
この姿勢を10秒間キープします。

イスに座っている状態ですと、骨盤のところまでストレッチがかかってきません。
少しお尻を浮かしていくことによって、骨盤周辺の脊柱起立筋下部まで伸びていきます。

難易度としては、少し姿勢を維持するのがきついストレッチとなっています。
イスがひとつあれば簡単にできるストレッチですので、ご自宅でぜひ試してみてください。

シッティングベンドのポイント/回数・タイミング

シッティングベンドを行う上でのポイント

イスは足が浮かない程度で座面がなるべく高いものを使ってください。
お尻を上げる際は膝をなるべく伸ばすように、そしてお尻の穴を天井に向けるような意識で行うとより効果的です。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

腰痛解消予防。
脊柱起立筋の柔軟性アップと骨盤の可動域の調整。

運動強度☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 裏腿が非常に硬い方
  • ふくらはぎが非常に硬い方
  • 腰痛改善/予防されたい方
  • ブロック注射を打ちたくない方
  • 普段座っている時間が長い方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.70】ブロック注射よりも腰痛に効くストレッチ シッティングベンド

腰痛にブロック注射は効果があるのか?

腰痛から開放されるためにするブロック注射は楽にはなりますが、効果は一時的もしくは全く効かないこともあります。
そのため症状によっては別の方法を選択したほうがいいのです。

しかし、多くの方が『症状が起きてから対処をする』ということが多く、それだと治るスピードを遅くしてしまいます。

症状改善するには大きな症状が起きる前の違和感に気付き素早い対処をするのが秘訣だと言えるでしょう。