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姿勢が悪いと何が悪いの!?身体に及ぼす数々の悪影響とは?

2017.10.6

今までにご自身の姿勢をチェックしたことはありますか?
鏡の前で立っている状態、座っている状態で自分の姿勢を見たときにどう映ってますか?

姿勢は人の第一印象を決める要素の大事な1つです。
常に背筋がピンと伸びた姿勢が理想です。

しかし、姿勢が悪くなってしまうと見た目がカッコ悪いだけではなく、身体にとってマイナスな要素しか生じません。

今回は姿勢が悪くなってしまうとどのような影響を及ぼすかお話します。

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姿勢が悪い人とはどんな人?

・猫背姿勢
悪い姿勢と言えば、真っ先に思い浮かぶのが猫背姿勢です。
さらに細かく分けると猫背姿勢はさらに2つに分類できます。
それは『猫背姿勢』と『首猫背姿勢』です。

見た目はあまり変わりませんが、背中の丸みの頂点位置(一番丸まっている位置)が違うのです。
胸辺りに頂点があるのが『猫背姿勢』、肩寄りに頂点があるのが『首猫背姿勢』です。

・胸つき出し姿勢
胸つき出し姿勢は本当に悪い姿勢なのかと思う方もいるかと思います。

確かに見た目には悪い姿勢に見えません。
しかし、正しい姿勢の条件は”健康”である、と考えれば、胸つき出し姿勢は明確に悪い姿勢だと言えます。
何故なら、体にかかるストレスの一番強い悪い姿勢こそ、この胸つき出し姿勢だからです。

姿勢が悪い人のデメリット

悪い姿勢のデメリット、猫背と胸突き出し猫背を例にお伝えします。

・猫背姿勢の場合
首猫背姿勢になる主要な原因は日常の生活習慣です。
例えば肩を丸めて座る習慣などが原因となります。
しかし典型的な猫背姿勢は、生活習慣だけの原因でなるものではありません。
私たちの先祖が農耕民族だったという生まれつき背中の丸まりやすい性質を持っている事も原因に含まれています。

・胸つき出し姿勢の場合
胸つき出し姿勢は見た目に問題のない一方、体への負荷は強い姿勢で多様な症状の原因になります。
特に首から肩にかけてのコリの症状は強く、それ以外にも腰痛、冷え、浮腫み、頭痛、息苦しさなどの症状が見られます。
ちなみに胸つき出し姿勢は特に女性に多い姿勢です。
そうなる理由は、女性の方が姿勢の見た目をより気にしやすい傾向があるからだと言えます。
日常から姿勢を気にしすぎて、胸を常に張り続ける習慣が自然に身についてしまい、その結果胸つき出し姿勢になってしまうのです。

姿勢がいい人のメリット

・痛みが出にくい身体になる
姿勢が悪くなってしまうと肩、腰周りの筋肉が硬くなります。
そうすると動きの可動域に制限がかかります。
その状態で動いてしまうと筋肉、関節に負担がかかり痛みとして表れます。
つまり筋肉や関節に負担がかからないように、肩の高さなどの左右が均等になるように姿勢を正すことが大事になります。

・動きやすい身体になる
例えば、猫背と姿勢を正した状態でバンザイをして比べてみてください。
後者の方が誰でもバンザイがしやすいはずです。
つまり猫背のような悪い状態より正しい姿勢の状態の方が身体は動かしやすいのです。
姿勢を正すことはスポーツをやっているならもちろん、日常生活の家事などの動きでも疲れにくくなるメリットがあります。

姿勢が悪くならない為にする事とは

悪い姿勢にならない為にはまずは姿勢を正すことが大事になってきますが、具体的にどのような事をすればいいか紹介します。

今回は座っているときの正しい姿勢についてです。
まずは座るときですが、多くの方はお尻のお肉の部分で座ることが多いです。
しかしお尻で座ってしまうと、坐骨の後ろに重心が乗ることで骨盤が後傾してしまい、すると腰椎が後ろに倒れ背中が丸くなってしまいます。
ですので座るときはお尻ではなく、太ももの裏側の部分で座る意識で座ってみてください。
それだけで骨盤が前傾になり背筋がしっかり伸び、身体が丸まりにくくなります。

次に肩の位置ですが水平になるよう肩甲骨を背骨側に寄せるようにしてください。
そうすると背中がさらに伸び、肩が平行になり姿勢がさらに良くなります。
今すぐ意識してやってみてください。

悪い姿勢からいい姿勢へ サルーテイションの流れ

今回はサルーテイションという姿勢改善のストレッチ、主に脊柱起立筋の背中を意識していくエクササイズしていくストレッチです。

まず立膝で座って、右膝を一歩前に出します。

そして右手を左肩に、左手をその上からクロスします。

そこから身体を前に倒しながら捻じりを入れていきます。

肩を前足の内側に下ろしていき、顎を引いて、脊柱起立筋がしっかりストレッチがかかっているのを確認してください。
この状態で顎が上がってしまうと、背中の筋肉にストレッチがかかりにくくなってしまいます。

顎をしっかり引いて、だらーんとリラックスした状態のまま10秒間姿勢をキープしましょう。
その後少し身体を戻したら、10回身体を前に倒すことを繰り返しストレッチをかけていきます。

足を入れ替えて同じく10秒キープし、10回前に倒しましょう。

両足に重心が非常に乗りやすく、難易度としては重心を支えるのにかなりきつく難しいストレッチとなってきます。
ご自身で無理がない程度に行ってみてください。

サルーテイションのポイント/回数・タイミング

サルーテイションを行う上でのポイント

顎が上がるとストレッチ効果が薄いため、顎はしっかり引いた状態でストレッチを行いましょう。
立膝が痛い場合はタオルを敷くといいでしょう。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

姿勢矯正。
脊柱起立筋に刺激を入れ背中のポジションを整えること。

運動強度☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 猫背を改善したい方
  • 背中に疲労を感じている方
  • お腹ぽっこりでお悩みの方
  • 首の後ろが痛い方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.71】姿勢が悪いと言われる前に サルーテイション

姿勢が悪いと身体に及ぼす影響とは?

気分が優れないとき、落ち込んでいるとき、ストレスを感じているときなどは大抵姿勢が悪い姿勢になっています。
そして姿勢が悪いと肉体的にも精神的にも様々な障害を引き起こす原因に繋がります。

もし姿勢が悪くなっていると感じたときは今回の記事の内容を思い出してください。
そして悪い姿勢が癖にならない為にも常に姿勢を正せるようにしていきましょう!

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