腰痛と腹痛の関係性。腰痛になるような姿勢はお腹を圧迫する

腰が痛いし、お腹も痛くて辛い!
こんな時、どんな対処をするべきなのでしょう。

皆さん最近の行動を思い返してみてください。
身体を捻る動きをしていますか?

身体は直線的な曲げる、伸ばすだけでなく、螺旋的な捻りができます。
そんな捻りが不足すると、腰痛や腹痛といった様々な不調に見舞われるのです。

今回のストレッチは老若男女誰でもできます。
毎日取り入れてください。

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肩甲骨と背骨の関係が悪いと腰痛や腹痛になる

私たちの背骨は『身体を支える』、『身体を動かす』、『神経の保護』という3つの役割を担っています。
そして肩甲骨は『身体を支える』、『腕の可動域を広げる』役割を担っています。

私たちが立ったり、座ったりできるのは背骨があるからです。
そしてスケートの羽生結弦選手がきれいなトリプルアクセルを跳べるのは、背骨の1つ1つの骨のブロックが少しずつ動くから可能になるのです。

またVサインをしてくださいと言われてピースができるのは、脳→脊髄(背骨)→末梢神経→筋肉という順で神経伝達をする上で背骨という太い幹があるからです。

今回お伝えするストレッチは背骨や肩甲骨、下半身を上手く連動させることで、腰痛改善予防になります。
そして身体をうまく連動させて捻転できると、内臓にもストレッチがかかり腹痛の改善予防にも繋がります。

腰痛や腹痛を予防するには、みぞおちを出す

みぞおちを出すには肩甲骨と胸椎の動きが関係してきます。
みぞおちを出すと、まず肩甲骨を後ろに回す(背骨に寄せる)動きが入ります。
そして肩甲骨を後ろに回すことで背骨上部(胸椎)が伸びます。
すると視線が高くなり姿勢が良くなります。

例えば、モデルのウォーキングをイメージしてみてください。
モデルのウォーキングをするときは、みぞおちが出ているように見えませんか。
すごく姿勢が良い印象が伝わりますし、歩くときの躍動感も違いますよね。

運動で考えるとマラソン選手をイメージしてみてください。
トップ選手になると走るスピードが速い上に、フォームが凄くきれいですよね。
要するにみぞおちを出す、また肩甲骨を後ろに回す動きがうまくできないと、姿勢が崩れ腰痛、お腹が圧迫されて腹痛が生じるのもイメージできるでしょう。

肩甲骨と連動して股関節が内旋すると腰痛や腹痛にはなりにくい

今度は股関節の動きについてお話します。
右の肩甲骨を後ろに引くことで背骨が右側に捩れてきます。
そうすると左股関節が自然と内側に内旋する(内側に捻る)動きが入ってきます。
股関節が内側に捻れることで内転筋、腹斜筋、腰方形筋などの筋肉にしっかりとストレッチがかかってきます。

多くの方は身体の部位を曲げたり、伸ばしたりする動きをするのが普通と思っていますが、それ以外にも捻る動きは良く行われます。
しかし捻りを理解せず、間違った動きを繰り返してしまうと身体への負担が自然と起きます。
本来捻られる部位で捻らなくていけないのに、それ以外の部位で捻ろうとして腰痛、ぎっくり腰、ヘルニアなどの症状を引き起こしてしまうのです。
そうならない為にも正しい身体の使い方はマスターしておきたいですね。

先程挙げた内転筋、腹斜筋、腰方形筋が使えてくると、お腹は正しく負荷が掛かるので腹痛を引き起こしにくいです。
そのためには肩甲骨と股関節の動きが大切だと言えます。

手首の背屈がかかると大腰筋に力が入り腰痛にならない

最後に手首の動かし方です。

今回のストレッチは、先程説明したように右の肩甲骨を後ろに引くことで背骨が右側に捩れ、左股関節が自然と内旋します。
反対の動作はすべてが逆になりますので要注意です。

このストレッチのポイントは、捻りに合わせて左手首の背屈をすることです。
手首を背屈すればするほど、連動して背骨と太ももの骨をつないでいる左の大腰筋にストレッチが掛かってきます。

大腰筋はインナーマッスルと呼ばれる深層の部分の筋肉で、日本人はこの筋肉をうまく使えていない方が非常に多いです。
そのため姿勢が崩れる原因にも繋がってくるので、大腰筋を使い姿勢を整える為にも手首の動きは非常に重要になってきます。
姿勢が崩れて腰痛、腹痛となりますから、そんな辛い思いをしないためにも、このストレッチをマスターして健康な身体を手に入れましょう。

腰痛も腹痛もこれで解消 サムライスタイルの流れ

今回はサムライスタイルという、腰痛改善のストレッチで、骨盤周辺の腸腰筋、そのうち最も大きい大腰筋にしっかり刺激を入れていきます。
156a
足を肩幅ぐらいに開いて、つま先の向きは30度くらい開きます。
156b
そして両肘を軽く曲げてください。
156c
そこから左の手を背屈しながら股関節の下の方向に伸ばしていきましょう。
その状態で右の肘は後ろに引いてください。
156d
そこから重心をやや右膝の方向に乗せ、左内側のももをしっかり締めていきます。
156e
この締まったところで腸腰筋に刺激がかなり入ってきます。
156f
伸びている左足の踵が浮かないように注意してください。
しっかり床につけたままです。
156g
さらに引いている右側の肩甲骨はしっかり引くこと。
そして顔は正面に向けたままです。
156h
以上2点ストレッチ効果を得るためにも気をつけてください。
この状態を10秒間姿勢キープしたら、一度元に戻します。
そして同じように逆側右手を下で左の肩甲骨を引き、右足をしっかり締めていきます。
こちらも10秒キープした後は、交互に10回入れ替え運動を行ってください。

このストレッチでは、骨盤と背骨を繋いでいる筋肉が刺激されていくので、姿勢改善、体幹トレーニング効果まで補うことができます。
運動パフォーマンスを高めたい方も実践してみてください。

サムライスタイルのポイント/回数・タイミング

サムライスタイルを行う上でのポイント

顔は正面に向けたまま、肩甲骨を後ろに引き背中を捻る、股関節を内側に捻り、手首を背屈をするという流れの動きをスムーズにできるように身体の使い方を理解しましょう。
踵を浮かせないことも大切です。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
いつでもどこでもでき、スペースも道具も必要ありませんから、身体の使い方が身につくよう続けてください。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

腰痛改善/矯正。
姿勢改善/矯正。
正しく身体を捻ることで、腸腰筋に刺激が入れ肩甲骨のポジションも正します。
身体の正しい連動を身につけること。

運動強度☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 腰痛改善/予防されたい方
  • 体幹が弱く腹痛を起こしやすい方
  • 肩こり改善/予防をされたい方
  • 猫背を改善されたい方
  • 普段あまり身体を捻っていない方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.81】腰痛と腹痛は捻転不足にあり サムライスタイル

腰痛と腹痛は同時に起こる

現代社会では身体の使い方をマスターするのは非常に難しいかもしれません。
職種、生活スタイルによって身体の使い方、負担のかかる場所が変わってくるからです。

ただ身体の捻り不足は多いです。
静的ストレッチで捻り伸ばすだけでなく、動的ストレッチで捻り動かすことが大切です。

このストレッチは内臓、血管にも刺激が入り、内蔵機能増進、血行促進などに繋がります。
ぜひトライしてみてください。