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腰痛が治らないなら股関節を広げてガニ股で腰を落とそう!

2017.11.2

腰痛が治らないのは、筋肉のバランスが崩れたままだからかもしれません。

痛みの発する部分の筋肉をストレッチやマッサージで解しても、それと関連して働く筋肉が働かないままだとバランスが正しくないので腰痛は残ったままになります。

特に腰痛の原因として忘れ去られやすいのが、内転筋です。
内転筋が働かないと股関節の可動域は不良のままです。

今回のストレッチで内転筋の目を覚ましましょう。

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腰痛が治らない原因は?

腰痛が治らない原因は、脊柱管狭窄症やヘルニアなどの原因がはっきりしている場合と、姿勢の悪さや筋力の低下などからくる慢性的な腰痛があります。

前者の場合は重症になると外科的治療が必要になりますが、ほとんどの方は後者の場合が多く骨盤矯正と正しい筋力トレーニングで痛みは改善します。

骨盤矯正は一般的な保険治療がメインの接骨院ではなく、保険適用外の専門家に施術してもらうのがオススメです。
一度の施術ではすぐに元に戻ってしまうので、継続的に完治するまで通ってください。

筋力トレーニングに関しては、腰回りのインナーマッスルを鍛える必要があります。
自分でインナーマッスルを鍛えるのは非常に難しいので、トレーナーの指導の下で正しいストレッチ、エクササイズを覚えてください。
また今はEMSという電気でインナーマッスルを鍛える装置もありますので、自分でやる筋トレに自信がない方は試してみてもいいでしょう。

いずれにしても慢性化した腰痛は、解消に時間が掛かりますが、一度しっかりと改善してしまえばその後の生活習慣次第では再発も防げますので頑張ってみてください。

治らないで悩んでいる腰痛にはコレ フロッグステップダウンの流れ

今回はフロッグステップダウンという腰痛改善のストレッチ、主に股関節周り、特に内転筋エクササイズを狙っていきます。
まず肩幅よりもやや広めに足幅を広げて立ちます。

その状態で両膝を両手で掴んでください。

その姿勢からお尻を下げていきます。

手のひらの向きは内側に向くようにして膝の曲がる角度は90度を目安にしていきましょう。

ただ下ろしていくと、お尻はどこまでも下がってしまいます。

行き過ぎてしまうと前ももの大腿四頭筋に刺激が入り過ぎてしまいますので、もう少し上の膝90度が最下限です。
この高さでいかに膝を開いて股関節を広げられるかがポイントです。

股関節を広げることで内転筋に刺激を感じられるでしょう。

この位置まで10回上下に動かしてください。

特に女性の方、股関節が内側に入りやすくなって内股の傾向にある方は多くいます。
そういう方は内転筋が非常に弱く腰が折れてします傾向があり、腰痛の原因となります。

このストレッチでしっかり膝を開いて内転筋の強化を図って腰痛改善に繋げてください。

フロッグステップダウンのポイント/回数・タイミング

フロッグステップダウンを行う上でのポイント

膝とつま先の向きは揃えてください。
背中が丸まらないように顎を軽く引き、視線は遠くに置いてください。
膝をとにかく外に押し出すイメージでお尻を落としましょう。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

腰痛改善/矯正。
内転筋を正しく使うことで股関節の可動域を整えます。
下半身のむくみ解消にも効果的です。

運動強度☆☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 慢性的に腰痛を抱えている方
  • 腰痛の治し方でどれを選べばいいか悩んでいる方
  • 股関節開脚が苦手な方
  • 立位でできる腰痛解消ストレッチを覚えたい方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.132】腰痛が治らないなら試してみて フロッグステップダウン

腰痛は筋力バランスの崩れが原因であることが多い

内転筋は私たちの現代生活の中で使いにくくなってきました。
普段から意識して使わないと衰え弾力を失う一方です。

開脚が苦手な方は間違いなく内転筋が弱っています。
このストレッチで毎日少しずつ刺激を与え本来の役目を思い出させましょう。

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