足の指を自由に動かせますか?ダメなら簡単ストレッチを実践
2017.12.16
スポーツの場面だけでなく、つまずいて足首を捻挫することがあります。
足首は捻挫の度合いにもよりますが、軽い捻挫なら湿布を貼って安静にし、痛みが治まれば大丈夫と思っている人も多いようです。
捻挫をした場合、度合いの大小関わらず確実に可動域が狂います。
そのまま放置し、痛みをやり過ごしてしまうと、後々後悔するかもしれません。
足首が硬くなると、運動パフォーマンスが下がったり、冷えやむくみを感じやすくなるからです。
そうならないためにも、痛みが引いたら積極的にストレッチで動かすことが大切です。
さらに同時に足指を動かすと回復も早まります。
是非今回紹介するストレッチ、簡単ですのでお試しください。
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足の指が痛くなる原因とは?
足の指が痛くなる原因とは何でしょうか?
様々な原因が考えられますが、主に「外反母趾」、「痛風」、「種子骨炎」などの病気が挙げられます。
①外反母趾
足の親指が小指側に曲がって、くの字のように変形する症状を言います。
痛みのある親指はあなたの目で見てどうでしょうか。
15度以上小指側に変形してはいませんか?
痛みの度合いはまったくない場合もありますが、歩くと痛んだりする鈍痛の場合がほとんどです。
②痛風
痛風の原因は、ご存知の方も多いでしょうが、血液中の尿酸値が通常より高まり、その状態が続いてしまうことによります。
生活習慣やストレスなどに起因していると言われています。
痛みの度合いは外反母趾とは違い、かなりの激痛を伴います。
親指の他に踵や膝裏などにも症状が出ることがありますので、ご自分の症状と照らし合わせてみてください。
③種子骨炎
足の親指につながる部分にある骨が炎症を起こすことで痛みが出ます。
立ち仕事の多い方や、ランニングなど足裏に負荷の掛かる生活習慣がある方に見られる症状の1つです。
痛みの度合いは様々ですが、普段からできる対処策としては、靴の中に足裏パッドなどを入れると良いでしょう。
いかがでしょうか。
今回紹介した主な原因の他にも、様々な種類の病気があることを忘れないでください。
早期に治療を施せば痛みが軽減される可能性が高いので、なるべく早めに医療機関へ受診しましょう。
足指の状態を高めるストレッチ アンクルサイドオープン
今回はアンクルサイドオープンという、捻挫改善のストレッチを行います。
椅子に腰掛け、両足を外に開いて、つま先を外に開きます。
開いたら、つま先を持ち上げてください。
上に上げたら、今度はつま先を下ろして踵を上に上げていきます。
この上げ下げの動作を10回行ってください。
足首を捻挫すると背屈の動作、もしくは底屈の動作の可動域が非常に下がってしまいます。
ぜひこのストレッチで、底屈、背屈の動作をして両方の可動域を上げることによって症状の改善を図ってください。
アンクルサイドオープンのポイント/回数・タイミング
アンクルサイドオープンを行う上でのポイント
足首の動きと合わせて、足指も動かしましょう。
背屈でパー、底屈でグーにするイメージです。
回数・タイミング
10回1セット。
朝昼晩の3セット。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
捻挫の早期回復/予防。
足首の可動域拡大。
足指の可動域拡大。
足の冷え、浮腫解消。
運動強度☆☆
誰でもできるメニューです。
このようなお悩みがある方
- 捻挫を治したい方
- 足裏が硬い方
- 足首が硬い方
- 足指でジャンケンができない方
- 足が疲れやすい方
- 普段あまり歩かない方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.220】アンクルサイドオープンで足指と足首の機能向上
足首の捻挫は足指ストレッチと合わせると早期回復が可能
足首を捻挫してしまうと、治るまで固定されること、動かさないことで硬くなり可動域を失います。
そのまま痛みが出なくなったら完治というワケにはいきません。
元通り動くようにならないと意味がないはずです。
そのためには、痛みが治まったら、足首と足指を積極的に動かしてください。
その方法の1つとして、今回紹介したストレッチをオススメします。
目指すは元通り以上です。
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