腰痛は胃の状態を現す写し鏡!?食生活・ストレスが原因に

胃と腰痛の関係性はあまり有名なお話ではありませんが、胃腸が弱くなって腰痛になることは実は良くある話です。

胃は、口から食道を通って入ってきた食物が蓄えられる袋のような臓器で、その胃が疲れてしまうとお腹が張ってきてしまい支えている腰の痛みを引き起こす引き金に・・・。

しかし、今は西洋、東洋医学的に原因を説明することができます。

また医学的に証明する以外に行っていただきたい動きがあります。
ある動きをすると腰痛が楽になります。
詳しく説明します。

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東洋医学的な胃の働き

胃は消化物を小腸へ降ろす役割があるので、腐熟(たいひ)と通降(つうこう)を担い変調の出やすい場所でもあります。
そのバランスが崩れると消化不良、便秘、嘔吐、口臭などのサインが現れます。

東洋医学で気は、先天の精、後天の精、そして呼吸で得た清気(空気)が合わさって生成されると考えています。

精とはエネルギーの素となる物質で、先天の精とは父母から譲り受けた遺伝的要因としてその人に割り当てられた配分があり、年を重ねるほど消耗していくものです。

この先天の精を補っていくのは食事(後天の精)です。
食事で栄養や水分を摂ることで先天の精を補充していくことができます。
このことから胃が大変重要であることが証明されます。

胃の疲れが蓄積するとそれを支える腰に負担がかかり腰痛につながるのでしっかり養生しましょう。

西洋医学的な胃の働き

西洋医学では、胃は消化管に属しています。

消化管とは口から食道、胃腸を通って肛門に至るまでの1本の道筋のことです。

消化管は蠕動運動により食べ物を送りながら消化し、栄養素として体に吸収します。

胃は主に食べ物を殺菌し、消化・吸収しやすい形に整えるのが仕事です。

まず腰痛を改善する為にはよく噛むことが大切になってきます。
現代は食事にかける時間も少なくなり、噛む回数が少なくて済むような柔らかいものを好んで食べるようになり、一回の食事当たりの咀嚼回数はどんどん減ってきています。
ハンバーグにカレーライス、スパゲッティなど、よく噛まずに食べられる食事に子供の頃から慣れ親しんで育った人は要注意です!
またやたらとしっとり柔らかなスイーツが大好きな人も注意が必要です。

良く噛むことで胃の負担を減らせます。
良く噛むことで内臓疲労軽減となりそれが腰痛改善に繋がるのです。

腰痛改善に繋がる胃経のツボ

胃の負担から腰痛を引き起こしてしまったという方、胃の経絡を刺激することで腰痛軽減に繋がります。

そこで胃の経絡の効能についていくつか紹介します。

①脾兪(ひゆ)
脾兪を刺激すると、脾の機能が回復し、糖尿病の症状を緩和します。
そのほか、胃痛や食欲不振、消化不良に効きます。

②胃兪(いゆ)
胃兪は胃に関連した症状全般に効果を発揮します。
例えば、急性胃炎や慢性胃炎、胃下垂などお腹が張って食欲がなかったり、胃が冷える、吐き気や嘔吐がある場合に有効です。

③三焦兪(さんしょうゆ)
三焦兪は胃腸の機能低下による下痢や腹痛、食欲不振、口内炎などに効果があります。
また、ホルモンの異常による内分泌系の症状としては、冷え、頭痛、婦人科病(生理痛)などにも効きます。
そのほか、背中や腰の痛みやこり、下腹部のこわばりなどにも有効です。

身体をツイストすることで腰痛改善

人は動くときに筋肉を曲げたり、伸ばしたりするだけではなく捻る動きもします。
特に捻る動きは日本人はあまり得意としない為、腰痛を引き起こす方が非常に多いと言われます。

つまり腰痛を改善するには身体を捻ることがとても大事になってくるのです。

身体を捻ることで僧帽筋と広背筋にストレッチがかかります。
僧帽筋は胸椎1番から12番まで付着している筋肉で広背筋は胸椎6番から腰椎5番まで付着している筋肉です。
この2つの筋肉は背中から腰まで付着している為、これらの筋肉が硬くなってしまうと腰痛に繋がりますので、捻るストレッチをして柔軟性を上げる必要があります。

又、捻ることでさきほど紹介した3つのツボを刺激することが可能になる為、胃の疲労、内蔵疲労からくる腰痛改善にも繋がると言えるでしょう。

胃をストレッチして腰痛を解消 ワンレッグツイストの流れ

今回はワンレッグツイストという、腰痛改善のストレッチ。
主にハムストリングと股関節周辺の筋肉のストレッチを行います。
119a
右足を斜め前に伸ばします。
そして左足を後ろに持っていきます。
右足と左足を開く角度は90度にセットします。
119b
右手で右足のつま先をつかみ、左手で左足のかかとを触ります。
119c
右手で右足のつま先を外に開きながら、体幹は左に捻じります。
その姿勢を10秒間キープし右足のハムストリングとふくらはぎを伸ばします。
その後身体を戻して10回繰り返します。
119d
注意点として右膝が曲がらないようにすること。
119e
また右足が内側に入らないようにしてください。
股関節の開く角度は90度をキープします。
119f
足を入れ替えます。
左手で左足のつま先を外に開きながら、体幹は右に捻じります。
その姿勢を10秒間キープし左足のハムストリングとふくらはぎを伸ばします。
その後身体を戻して10回繰り返します。
腰痛改善に限らず、股関節の柔軟性を向上させたい方にも最適です。

ワンレッグツイストのポイント/回数・タイミング

ワンレッグツイストを行う上でのポイント

体幹を捻るときに伸ばした方の膝が曲がらないようにし、足が内側に入らないように意識しましょう。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

腰痛改善/予防されたい方。
特にハムストリングと股関節周辺の筋肉のストレッチです。

運動強度☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 裏ももが非常に硬い方
  • ふくらはぎが非常に硬い方
  • 腰痛改善/予防されたい方
  • ご自宅ストレッチをしたい方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.13】胃痛からくる腰痛にはワンレッグツイスト

今一度私生活を見直しましょう!

食べてすぐ横になったり、脂っこいものを食べたあとは、消化に時間がかかっている気がしますよね。
胃は常に働いている方が多いと思うので、少し休ませてあげるためにも一食抜いたりしてみましょう。

調子が悪いときは、食事を見直し、余分な栄養を摂りすぎていると感じたときは、一食抜くと体調が良くなることがあります。

健康を維持するには、旬の食材を摂ることと適度なストレッチ・運動をすることで腰痛が気にならなくなるでしょう。