姿勢悪いと能率ダウン。能率も見た目も良くなる座り方キープ
2017.12.18
座り姿勢を良くするには、正しい座り方を知る必要があります。
重い頭、重い腕をなるべく重心の上に置いておけば、姿勢が崩れることもないのですが、デスクワークや勉強で腕を前に出さないワケにもいきません。
腕を前に出し続けると、肩甲骨が引き出され、背骨が曲がり出し、頭が垂れ下がります。
もしくは、パソコンや書類を覗き込むため、頭が前に出て、背骨が曲がり出すサイクルもあります。
つまり、どう足掻いても、座り続ける限り、姿勢は崩れるものなのです。
それをリセットするには、立ち上がることです。
立ち上がってストレッチすることです。
ただそれが叶わない環境なら、座りながらでもストレッチをしてください。
今回紹介するストレッチは椅子に座りながらできます。
是非お試しください。
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姿勢が良くなる椅子の座り方とは?
腰痛の原因の1つに座るという事があります。
座るのは楽な気がしますが、実は一番腰に負担が掛かるのは椅子に座った姿勢なのです。
ですから、椅子に座る時は正しい姿勢を保ち、少しでも腰の負担を減らすよう心掛けないと腰痛の原因になってしまいます。
正しい椅子の座り方とは、椅子に深く腰掛け骨盤をまっすぐに立て、膝の角度を90度にする事です。
顎を引き、肩甲骨を寄せます。
耳たぶと肩峰、大転子(大腿骨のでっぱり)を一直線に並べるのが理想です。
しかし、デスクワークなどで長時間椅子に座っていると、最初はしっかり座ったつもりでも、書類や画面に集中しているうちに身体が前かがみになったり、腰が丸くなったりしてはいないでしょうか。
足を組んだりするのも良くありませんね。
実際、正しい姿勢で椅子に座り続けるのは、腰痛持ちの方にはより難しいと言えるでしょう。
今は、座るだけで正しい姿勢が楽に続けられる椅子が沢山発売されています。
それだけ腰痛で悩む方が非常に多いと言いう事ですね。
実際に売られている腰に負担の掛からない椅子に座ってみて、自分に合ったものを選ぶのが一番良いのですが、会社などで自分専用の椅子を持ち込むのは難しい場合も多いでしょう。
そういった場合は、クッションタイプで座り方を矯正できるものもありますので、どんな手を使ってでも正しい姿勢で椅子に座るよう心掛けたいものです。
椅子を使って姿勢を良くする ツイストプローネーション
今回はツイストプローネーションという、背骨をエクササイズしていくストレッチを行います。
主に脊柱起立筋を右、左に動かしていくメニューです。
椅子に座り、足と足を閉じて、両手を真横に伸ばしてください。
そこから右手を外回しの小指側に、左手を内回しの親指側に回してください。
その状態から、できるだけ指先を遠くに伸ばして胸を張ります。
この状態で10秒間姿勢をキープしましょう。
今度は逆側に回します。
同じく10秒間姿勢をキープします。
その後は交互に入れ替えながら10回連続で動かしましょう。
ポイントは両手を横に伸ばしたときに、右手が上がったり左手が下がったりしないように、両手が水平になるようにすること。
その状態で両方同じ方向に回さないこと。
右手を小指側に回したら、左手は親指側といった具合です。
そうすることによって腕がしっかり伸びていき、背骨が縦に上がってくる感覚が出てきます。
ぜひ、このような点を気をつけて背骨のストレッチ行ってみてください。
ツイストプローネーションのポイント/回数・タイミング
ツイストプローネーションを行う上でのポイント
右腕と左腕は必ず逆方向に捻ってください。
雑巾で絞られるイメージです。
左右の腕が一本の棒で繋がっているイメージも大切です。
回数・タイミング
10秒キープ10回反復の1セット。
毎日3セットできるタイミングで行いましょう。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
背骨を整える。
脊柱起立筋ストレッチ。
姿勢改善/矯正。
運動強度☆☆☆
上半身全体を満遍なくスムーズに動かせる方向け。
このようなお悩みがある方
- 猫背を改善したい方
- 肩こりや四十肩、五十肩、腰痛でお悩みの方
- 背中に疲労を感じている方
- デスクワークや事務作業が多い方
- 二の腕のたるみが気になる方
- 座りながらできるストレッチを探している方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.224】姿勢が良くなるツイストプローネーションは椅子だけあればできる
姿勢を良くするには椅子に長く座らないこと。それが大切。
座り続けることに良いことはありません。
座りながら全身運動ができれば問題ありませんが、仕事や勉強に集中しているとそんなことできるはずありませんよね。
まずは座ることが続くようなら、30分か1時間に1回は立ち、軽くジャンプや足踏みをしましょう。
それが難しいなら、座りながらストレッチをいくつか取り入れましょう。
2~3分を無駄と感じる方も多いかもしれませんが、その結果能率がアップすると思えばやれますよね。
姿勢を良く保つためにも、座りっぱなしは控えましょう。
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