肩こりが酷くてさらに息苦しい!そんな症状でお悩みの方へ。

肩こりとは肩周りの筋肉が凝り固まることで、重だるく感じることが多いです。
そんな肩こりも酷くなってくると、頭痛、吐き気、腕周辺の痺れなどの症状も伴うようになります。
また他にも息苦しいと感じることがあるようです。

息苦しいということは、身体に必要な酸素を取り込めていないということ。
今回はそんな息苦しさがどうして引き起こされるのか、肩こりとのつながりや原因、対策などについてお話します。

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息苦しいのは身体がどうなっているから?

肩こりで息苦しい状態というのは身体がどのような状態になっているのでしょうか?

まず息苦しい状態というのは、呼吸に関わる筋肉や内臓に異常が起きていることが考えられます。
呼吸がうまくできない人は肺で呼吸をするというよりも、肩の力を一緒に使って呼吸をしてしまいます。

肩が上がるという事は肩に力が入っている状態です。
肩に力が入っている状態が長時間続いてしまうと、肩周りの筋肉に疲労が溜まり、肩こりや肩の張り感が出やすくなります。

そうならない為には肩周辺や呼吸に関わる筋肉の張りやこりを取り除くこと、さらに呼吸に影響する内臓機能を高める事が必要になってきます。

肩こりで息苦しいのは呼吸ができていないから

呼吸とは皆さんご存知のように、身体に必要な酸素を取り入れ、不要な二酸化炭素(炭酸ガス)を放出する働きのことです。

私たちの体内では、絶えず複雑な化学反応(代謝)が起こっています。
その中には、熱源になる物質と酸素を結びつけ、エネルギーを発生させて、生命活動のエネルギー源にするという代謝活動があります。
この代謝活動には多くの酸素が必要で、外から取り入れる必要があります。
そしてこの燃焼ともいえる代謝の結果、多量の二酸化炭素が発生するので、不要な二酸化炭素は身体の外に放出しなければなりません。

そんな呼吸に関わる臓器を呼吸器と言います。
その呼吸器の中で、もっとも重要な働きをしているのが肺です。

肩こりで肩甲骨周りの筋肉が凝り固まると、肋骨も動けなくなり、最終的に肺が膨らんだりしぼんだりもできなくなるのです。
そうなると息苦しいのは当然と言えば当然ですよね。

息苦しい肩こりを引き起こす原因は上・下後鋸筋

肩こりで息苦しい原因として考えられるのが、呼吸に関係している筋肉の硬化です。

その筋肉とは『上後挙筋(じょうこうきょきん)、下後鋸筋(かこうきょきん)』です。

まず上後挙筋は、肋骨を挙上する働きをしています。
肋骨を上方移動することによって、吸気(肺が膨らむ)の補助をしています。
この筋肉は、表層にある僧帽筋の下に隠れて触診できません。
『鋸』という時は、のこぎりを意味していますが、この筋肉を見ると丁度のこぎりの歯のような形をしています。

また下後鋸筋は、下位4肋骨を下制して呼気(肺がしぼむ)を助けます。
下位肋骨には、横隔膜が内側に張りついています。

これら筋肉の働きで肋骨を下制したり、挙上したりする事で、少しでも多くのガスの交換ができるようになっています。
つまりこれらの筋肉が働けないと、深い呼吸ができず息苦しく感じます。
肩こりと相まって硬くなりやすい上記2つの筋肉も柔らかく保ちたいものです。

肩こりで息苦しいときは胃兪や大腸兪を刺激

肩こりで息苦しい場合、先程紹介した呼吸に関わる筋肉に原因があると考えます。
しかしそれ以外にも内臓疲労からも症状を引き起こされていることも考えられます。

呼吸に関わる内臓というのが『肺、大腸』です。
東洋医学的にこの2つの臓器は密接に関わっているのです。
これらの内臓機能を高めるために2つのツボを紹介します。

①肺兪(はいゆ)
効能:肺の機能を調整するツボなので、風邪や気管丈炎、鼻炎に効果があります。
また、呼吸器疾患以外にも、頭痛、息切れ、胸痛などにも効きます。
場所:胸椎3番と4番の間から指2本分外に位置します。

②大腸兪(だいちょうゆ)
効能:下痢や便秘、腹痛など、大腸に関連した症状に効果を発揮します。
また、腰痛や背中のこり、痛みにも効きます。
場所:腰椎4番と5番の間から指2本分外に位置します。

どちらも呼んで字のごとくそれぞれの臓器に最も関わっています。
ぜひ探して優しく刺激してみてください。

息苦しいときは大きな呼吸でストレッチ パッシブの流れ

今回はパッシブという肩こり改善のストレッチ。
主に背中周辺の脊柱起立筋と僧帽筋をエクササイズしていくストレッチを行います。
四つん這いでスタートします。

まず両手を床についた状態から、顎を引きながら右手を左手の下を通して斜め下に肩を入れ込んでいきましょう。

そのまま床に肩をついてください。
その状態で10秒間キープして右側の背中、僧帽筋をストレッチをかけていきます。

左側も同じ姿勢を作ります。
左手を中に入れて左側の背中が伸びていくのを確認してください。

もう一度右手を身体の下を通して伸ばし10秒間姿勢をキープしましょう。

戻したら同じように左手を下に伸ばし、顎をしっかり引いて10秒間です。

肩こりに非常に有効で、主に表層の大きい筋肉を伸ばしていくストレッチです。
ご自宅で簡単にできますから、ぜひお試しください。

パッシブのポイント/回数・タイミング

パッシブを行う上でのポイント

顎が上がった状態でストレッチをすると効かせたい部分に刺激が入ってきません。
顎は引いた状態でストレッチを行いましょう。
床に肩をつけることでより肩甲骨が引き出されますから、浮かび上がらないよう注意してください。

回数・タイミング

10秒間1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

肩こり改善/予防。
とくに上半身をひねり伸ばすことで脊柱起立筋、僧帽筋に刺激が入り肩こりを緩和、呼吸がしやすくなります。

運動強度☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 肩こり改善、予防をされたい方
  • 酷い肩こりをお持ちの方
  • 肩周りのだるさをとりたい方
  • 息苦しい思いをしている方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.88】息苦しい肩こりを解消するためのパッシブ

肩こりが酷くて息苦しいなら肺が膨らみやすくしていこう

肩こりをきっかけに身体にさまざまな症状が表れます。
もちろん呼吸の浅さから肩こりになっていることも考えられます。

何はともあれ、私たちの身体は呼吸をし、代謝をすることで元気を保っていけます。
呼吸は無意識にするものですが、一日のどこかで意識的に呼吸を行い代謝を促しましょう。