腰痛ツボの位置を把握。ストレッチでその経絡の流れを改善!
2017.11.22
腰痛のツボはいくつか存在します。
ただほとんどが背中側にあるため、自分でツボを押すこともままなりません。
そのため専門家を求めて出向くのもいいですが、なんとか自分で探し刺激する方法はないものでしょうか。
そこでオススメしたいのが、ストレッチです。
ツボの位置を正確に把握していなくても、ツボ押し効果と同等とまではいきませんが、自分1人でツボ刺激ができます。
是非お試しください。
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腰痛に効くツボはどこ?
腰は体の要ですから、痛くなってしまうと何をするにも影響が出てしまいます。
腰痛に効くツボとしてオススメなのは、大腸兪、腎兪、志室です。
志室
肋骨の切れ目の下、第2腰椎と第3腰椎の間から指4本分外に位置しています。
横から押すとツーンと響く場所です。
ギックリ腰で必ず痛くなる場所でもあります。
腎兪
志室の指2本分内側にあるのが腎兪です。
45度くらいの角度で押すと効きます。
大腸兪
さらに大腸兪は、腎兪と同じ縦のライン上にあり、第4腰椎と第5腰椎の間から指2本分外です。
腰を曲げ伸ばす時に無意識に触っている場所が大腸兪です。
真上から垂直に押すと効きます。
また腰痛に効くツボは、腰だけにあるわけではありません。
お尻にある浪越圧点と言うツボがあります。
お尻の横で大臀筋と中臀筋の境目にあるので探してみましょう。
委中
膝裏の真ん中にあるツボです。
前屈して痛い場合の腰痛に効きます。
ツボを両方押さえながら前屈したり後屈したりするのもオススメです。
ここツボ刺激はマッサージとストレッチが同時に行えますので、力の弱い女性などでも効果が出しやすいので覚えておくと便利です。
腰痛ツボと経絡を知りストレッチに活かす カーフコンタクトリラックスの流れ
今回はカーフコンタクトリラックスという腰痛改善のストレッチ、主にハムストリングとふくはらぎを伸ばしていくエクササイズを行います。
まず体育座り状態から、両膝を外に倒し、右足を斜め前に伸ばしてください。
このときに右足のつま先が寝ないように、しっかり上に上げてください。
同様に左足のつま先もしっかり外に開くと左側の股関節にしっかりストレッチがかかっていきます。
その姿勢から頭の後ろに手を組みます。
そしてそこから左手は頭の後ろに置いたまま、右手で右足の小指を掴みにいきましょう。
さらに左の肘を思い切って外に開いていきましょう。
この状態を10秒間キープすることによってハムストリングス、ふくらはぎ、脇腹にストレッチが掛かります。
足を入れ替えます。
右足を戻し左足を斜め前に伸ばしたら、先ほどを同様に両方のつま先をしっかり開いてください。
頭の後ろに一度手を組んだら、左手は左足の小指を掴つかみながら右肘を外に開いていきましょう。
この状態を10秒間キープします。
肘をしっかり開くことで腰方形筋、腰の筋肉にもしっかりストレッチが掛かっていきます。
腰痛改善に非常に有用なストレッチですので、ぜひご自宅で試してみてください。
カーフコンタクトリラックスのポイント/回数・タイミング
カーフコンタクトリラックスを行う上でのポイント
お尻が潰れないようにしっかりと骨盤を立てて坐骨で座るようにしてください。
坐骨が立つとハムストリングスのストレッチがもっとも強まります。
また上半身は曲げるより倒すイメージで行ってください。
回数・タイミング
10秒キープを左右3セット。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
腰痛解消、予防。
ハムストリングスのストレッチ。
腰方形筋のストレッチで経絡の流れを良くすること。
運動強度☆☆☆
ストレッチを定期的にやっている方向け。
このようなお悩みがある方
- 慢性的な腰痛で悩んでいる方
- 骨盤後傾になりやすい方
- 裏腿を使っていない、たるんでいる方
- 開脚が苦手な方
- 経絡の流れを良くしたい方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.173】腰痛のツボを一気に刺激 カーフコンタクトリラックス
ツボは点、経絡は線。ストレッチはその線を一気に緩める。
ツボは点であり、探すのも容易ではありません。
個人差があるので、専門家でも体の反応を見て判断します。
そんなツボは、経絡という繋がりの中の一箇所に過ぎません。
その経絡が通る筋肉、体の部位をストレッチで伸ばしてしまえば刺激は入れられますし、場所探しで迷う必要もありません。
それで腰痛改善のツボを数か所刺激できるのなら楽ですよね。
ぜひお試しください。
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