僧帽筋・広背筋を積極的に使って肩こり腰痛改善ストレッチ!
2017.9.14
ある日、腰に違和感が・・・。
最初は一時的な痛みで放って置いたら腰の痛みが治ったが、またある日腰に違和感を感じる。
特に腰に負担をかけるような事はしてないし、特に心当たりがないという方いませんか。
腰の症状は骨の歪み、運動不足以外にも原因はいくつかあります。
時期によって疲れてくる部分も変わってくるので、そのときにあった対処が必要になってきます。
今回は腰痛に繋がる原因をいくつか紹介します。
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食べすぎ、飲みすぎからの腰痛
腹8分目で抑えられず、毎日たくさん食べる方がいらっしゃいます。
そして食べすぎて腰が痛くなってしまうなんてことありませんか。
満腹と腰痛なんてまったく関係がないと思えますが、実は深い関係があったのです。
好きなものをガツガツ食べてお腹いっぱいになるのは幸せのひとときですよね。
しかし内臓にとっては、食べたものを消化、吸収をするという大仕事があるのでとても大変で負担がかかってしまいます。
飲食物が体内に入ってくれば、各内臓では色々な酸素や分泌液を出して活動し始めます。
食べた量が多いとそれだけ働くので疲れます。
疲れてくると、動きが悪くなるので内蔵は硬くなります。
そして、その周りに張りめぐらされている「膜」が引っ張られるので、その影響で腰周辺の筋膜も引っ張られ緊張状態になります。
こういった行程で、腰痛が出るというわけです。
悩まれる方の多い肩こりも同じことが当てはまるでしょう。
梅雨の時期に起こる腰痛
毎年、梅雨になると湿気の影響で脾、胃が疲れやすくなり、その影響で腰に痛みが出てしまったりなど調子が悪くなる人がいます。
そのような方は痛みの原因は天気が関係しているのではないか?と自覚しているようです。
梅雨の時期は天気が不安定になりますが、天気が悪くなる時に気圧の高い状態から低い状態へと変化することがあります。
そうした気圧が下がる時に大抵の方は痛みが出ると言われています。
天気が悪くなる時に気圧が低下することで、体の血管を収縮させて血流を悪くさせる「交感神経」が興奮します。
すると腰痛の痛みを起こしやすい部分(筋肉など)に酸素が届けられなくなるため、状態が悪化して痛みが強くなると考えられます。
ですから梅雨時は気圧に負けず疲れにくい体質作りを前もってしていく必要があるのです。
広背筋と僧帽筋が硬くなると肩こりと腰痛に悩むことに
広背筋は「腕の骨」と「脊柱・骨盤」をつないでいる筋肉です。
腕を上げるとき、背筋を伸ばすときに広背筋が働きます。
この広背筋がこわばって柔軟性が失われると腰への負担として現れることを覚えておきましょう。
「肩が上がりにくくなる」ことも同様の理由と言えます。
僧帽筋と広背筋は密接な関係があり、又肩こりや腰痛とも関係があると言えます。
僧帽筋や広背筋が過緊張状態になり、筋肉のバランスが悪くなると、背骨のS字カーブが崩れて腰椎に負担がかかり、腰痛になります。
特に、僧帽筋と広背筋が重なるところが硬くなってしまうことで肩こりや腰痛になるケースがあります。
重なる部分を重点的に柔らかくすることで僧帽筋、広背筋の真ん中が緩んできて腰に負担がかかりづらい状態まで上がってくるでしょう。
腰痛を和らげたい!それには関元兪(かんげんゆ)を。
食べすぎ、飲みすぎ、筋肉の硬さ、運動不足、姿勢の悪さなのか?
それとも、精神的ストレスから来てるのか、もしくは骨盤が歪んでいるのか?
腰痛の原因が分からなくて悩んでいるとき、少しでも早く楽になりたいですよね。
そんなときに有効なツボ『関元兪(かんげんゆ)』を紹介します。
・関元兪
関元兪は最下部の腰椎(第5腰椎)の両脇あたりになります。
効能は腰の痛みやしびれ、ダルさといった下半身の症状を和らげる効果があります。
また、ここをなでる事で腰の血行が促進されます。
骨盤内の血流の改善にも役立ちますので、女性の方であれば月経痛や不順な方にも有効です。
そして、大腸の問題、下痢や便秘、背中や腹の痛みを緩和する効果があるのでぜひ押してみてください。
梅雨時期に悩む肩こりと腰痛には バックストレッチバージョン2の流れ
今回はバックストレッチバージョン2という、肩こりと腰痛改善のストレッチ。
主に僧帽筋と広背筋を伸ばしていくストレッチを行ってみたいと思います。
椅子を使って行います。
両手の手の甲を椅子に当てます。
頭は前を向いて、できるだけ背筋を伸ばします。
両膝を軽く曲げて、背筋を下に埋め込んでいきましょう。
この姿勢を10秒間キープしていきます。
中には猫背になって伸びる方もいます。
そうしますと、的確に僧帽筋と広背筋が伸びなくなってきます。
しっかりみぞおちを下に下げるように、背筋を伸ばしてください。
<10秒間姿勢をキープしていきましょう。
バックストレッチバージョン2のポイント/回数・タイミング
バックストレッチバージョン2を行う上でのポイント
両手を椅子に当て、身体を前に倒すときにしっかり背筋を伸ばして行いましょう。
身体を捻るときに肘が曲がりやすくなるので肘はしっかり伸ばしましょう。
回数・タイミング
10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
肩こり腰痛改善/予防。
身体を捻ることで僧帽筋、広背筋に刺激が入り腰の痛みを緩和させます。
運動強度☆☆
ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。
このようなお悩みがある方
- 肩こりと腰痛改善、予防をされたい方
- 姿勢を改善されたい方
- ご自宅でできるストレッチを知りたかった方
- ストレッチをしても中々効果を感じない方
- 背中に疲労を感じている方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.27】肩こりも腰痛も消え去れ バックストレッチバージョン2
腰に少しでも違和感がある場合は
腰痛には色々な原因があります。
食べすぎで内臓が硬くなり、周りの筋肉が硬くなって、腰に負担がかかって腰痛になるなど。
そこで運動で改善しようとしても動くのを好まない方も少なくありません。
一度ご自身の私生活を見直してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、何かしらの原因が当てはまると思います。
今回のバックストレッチバージョン2お試しください。
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