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腰痛は発展すると足のしびれを引き起こす!?解決法伝授!

2017.9.17

腰痛は放っておいても良くなるというものではありません。
なぜなら普段の生活スタイルが関わっていて、無意識に負担が積もっていくからです。

まだなんとかなると頑張っているうちに、突然足のしびれが伴うようになってしまうことがあります。
そうなってしまっては後の祭り。
治すのにも苦労する羽目になってしまうのです。

しかしなってしまったら仕方ありません。
改善し元の状態に戻すためにできることをやりましょう。

それが今回紹介するストレッチです。

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腰痛と足のしびれの症状がある人の悩み

日本人の国民病とも言われる腰痛ですが、それに伴いしびれの症状も訴える方が多いのはご存知ですか?
この場合、しびれは腰に出るのではなく、お尻や太もも、酷いときは足先までしびれてしまいます。
腰痛だけでも憂鬱なのに、しびれまで出てしまうと骨に問題があるのでは、神経が潰れているかもしれない、重大な病気ではないかと心配になってしまいますよね。

しびれが出てしまうと、歩くのが辛くなったり、長時間座っていられなくなったり、足に力を入れにくくなったり、足やお尻に冷えを感じやすくなったり。
酷いと自分で靴下が履けない、という方もいるようです。

腰痛としびれのせいで旅行や趣味を諦めている方も多くいらっしゃいます。
このようにしびれの症状をお持ちの方の悩みは尽きませんよね。

そこで今回は足のしびれが出やすい筋肉の解説や原因、症状、改善法などを紹介していきます。

腰痛で足のしびれがある人の症状とは

腰痛に伴いお尻から足のしびれまでがある場合、まず疑われるのがヘルニア、分離症、すべり症です。
どれもよく耳にすると思います。

では、この3つの違いは?と聞かれると症状的にはほとんど差はないのにはっきり答えることは難しいですよね。

まずヘルニアですが、腰椎と腰椎の間には椎間板と言われるクッションの役割をしている組織があり、ここに疲労や間違った使い方をして負担を掛けた結果、椎間板が潰れてしまいます。
そうして椎間板が潰れたことにより近くの神経を圧迫してしびれが出ている状態をヘルニアと呼びます。

次に分離症ですが、疲労や負荷がかかり腰椎自体が2つに折れてしまった状態を指します。
要は疲労骨折だと思っていただけるといいかもしれないですね。

最後にすべり症ですが、腰椎は5つありそれぞれが靭帯で結合されています。

これが加齢や疲労などで働かなくなってしまうと腰椎のどれかがだるま落としのように前へ飛び出していってしまいます。
この状態をすべり症と呼びます。

しびれ=坐骨神経痛?

ヘルニア、分離症、すべり症と同様に良く耳にするのが座骨神経痛ですよね。
これらの病名で現れる足のしびれなどの症状を座骨神経痛と総称する場合が多いということは皆さんご存知でしょうか。
ヘルニアと坐骨神経痛が同じにされているなんて、驚きですよね。

正確に言えば、ヘルニアも分離症もすべり症も最終的には「坐骨神経が支配している部分にしびれが現れる」からなのです。

しかし座骨神経痛がヘルニアや分離症、すべり症と関係なく症状が出る場合があります。

これは坐骨神経の近くにあるお尻の筋肉、主に大臀筋、中臀筋、小臀筋、梨状筋などが硬化し、坐骨神経を圧迫しているためと考えられます。
これら臀筋群は股関節の動きに深く関係しており、歩行動作時にメインとなって働いてくれています。

「歩く時に働いているなら勝手に使われていそうだけど、なんで硬くなるの?」
と、ふと疑問に思いませんか。
これは腰痛が出ている身体や姿勢の悪いまま歩いても運動にはならないからです。

まずはお尻の一番外側の筋肉である大臀筋のストレッチから始めることをオススメします。

腰痛と足のしびれには、これだけ最低限意識

人体の生命活動にはミネラルが必要不可欠です。
特に人体に良いとされているのが海からのミネラルで、注目したいのが天然塩です。

天然塩には、
・筋肉を正常に動かす作用
・熱を発生させる機能
・体内電流の導電機能
・体内の有害物質の解毒、分解機能
があると言われています。

一般的に言われる精製塩にはミネラルはほとんど含まれていません。
元々は工業用として開発されており、精製塩は減塩しなければなりません。

対して天然塩には天日塩、再加熱塩、岩塩とありますが、一番身体への負担が少なく、最も良い影響を与えてくれるのが天日塩です。
天日干しで作られるので高温にならず、海水中の酵素も活きていて、ミネラルバランスも海水とほぼ同じです。

こういった天然塩と水を摂取すると筋肉を正常に、尚且つ神経伝達が促進されて筋肉の伸び縮みが促されます。

このように体内からもアプローチをすることにより、腰痛や足のしびれの改善を図りましょう。

足のしびれには エレクタースパイネイストレッチの流れ

今回はエレクタースパイネイストレッチという、腰痛改善のストレッチ。
主に骨盤周りの、仙腸関節を伸ばしていくストレッチを行ってみましょう。

仰向けで寝て下さい。
両膝を曲げた状態で上げて、両手で抱えて下さい。

できるだけつま先を上に上げて下さい。
その状態で両膝を引いて下さい。
この姿勢を10秒間キープしてください。
骨盤周りの小さな筋肉を伸ばしていきましょう。

この状態から、少し腕を緩めて足を前に出します。

ここから、ご自身の方に足を10回引いて下さい。
引いたときに、お尻が浮き過ぎないように骨盤がしっかり床についている状態で行って下さい。
この状態から10秒間、両手で足を引いてキープして下さい。
10秒で少し緩めていきましょう。
両膝をしっかりくっつけながら、10回引き寄せていきます。

ヘルニアや分離症といった非常に重度な腰痛をお持ちになっている方、非常に難易度の低いストレッチですので、ここから難易度を上げていくと改善が促進しやすくなります。
ぜひご自宅で試してみて下さい。

エレクタースパイネイストレッチのポイント/回数・タイミング

エレクタースパイネイストレッチを行う上でのポイント

骨盤周りの小さな筋肉を伸ばすストレッチです。
足を引いたときに、お尻が浮き過ぎないように骨盤がしっかり床についている状態で行って下さい。
ヘルニアや分離症といった、非常に重度な腰痛をお持ちになっている方向けの非常に簡単なストレッチです。

回数・タイミング

10回1セットを1日1セット行いましょう。
朝、お風呂上がり、寝る前、どのタイミングに行っても構いません。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

腰痛・足のしびれ改善のストレッチ。
骨盤周りの仙腸関節に刺激を入れ臀筋群を伸ばします。

運動強度☆☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • ヘルニアや分離症などの重度な腰痛をお持ちの方
  • ご自宅でストレッチをしたい方
  • 骨盤の歪みを気にされている方
  • 骨盤周りの柔軟性を上げたい方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.34】軽~重度の様々な腰痛や足のしびれに エレクタースパイネイストレッチ

しびれを伴う腰痛は良くならない方へ。

今回お話したようにしびれを伴う腰痛はかなり症状としては進行してしまっている可能性があります。

まだ自分でなんとかできる段階であれば、今回紹介したストレッチから始めてみてください。

もしそれでも良くならない、症状が進行してしまった場合は直ちにストップして病院で診てもらいましょう。

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