捻転は体幹がつないで最大化!トレーニングでゴルフ腕前上達
2017.11.19
ゴルフは捻転を必要とするスポーツで、直線的な運動だけでは飛距離が得られません。
捻転とは上半身と下半身の逆方向への捻りによって行われます。
下半身も上半身も同じ方向に動かしてはパワーが蓄えられません。
今回紹介するストレッチでそれを実感してください。
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ゴルフ選手向けの体幹強化トレーニング
ゴルフは若者からお年寄りまで、幅広い世代で楽しめるスポーツです。
ですが、金持ちのお年寄りがよくやっていることや、比較的若い女性が最近ゴルフを始めることもあって、あまり基礎体力は必要とされないようなイメージもあるようです。
しかし、どこまで真面目にやるのかというところはありますが、ゴルフは見た目以上に体幹の筋力と柔軟性が必要なスポーツです。
体幹の筋力が足りないと、いわゆる手打ちの状態になりやすかったり、またバックスイングの際に重心がぶれたりする原因となります。
そこで体幹の筋力と柔軟性アップのトレーニングとして、メディシンボールツイストをオススメします。
方法は体育座りで上半身を後ろに斜め45度程度傾け、体正面でメディシンボール(なければ小さいバランスボールやサッカーボールなどなんでも構いません)を持ち、体をツイストさせ、ボールを左右の床にくっつける動作を繰り返すだけです。
1日に30回を2~3セットやれば十分な負荷になります。
体幹をツイストさせるので、真ん中の腹直筋だけでなく両脇の腹斜筋や腹横筋も鍛えられます。
そしてツイストの反復によって、スイング時に体幹を回す意識が自然とつけられるでしょう。
ゴルフには捻転運動が最適 マーメイドムーブ
今回はマーメイドムーブという、股関節を回旋させながら体幹を捻じっていく運動を行います。
右足を斜め前に伸ばし、左足を後ろに曲げてつま先を外にします。
股関節は90°を目安に広げてください。
足がセットできたら、頭の後ろで両手を組みます。
そこから左手で右足のつま先、右手で左足の踵を掴みに行きましょう。
しっかり捻ることで、両手が伸ばせます。
掴めなければタッチで構いません。
両手で掴めたら、頭の後ろに手を戻します。
この動作を10回繰り返してください。
足を入れ替えて同じように10回タッチしていきましょう。
伸ばしている方の足はハムストリングスのストレッチが掛かります。
腰痛の改善にも繋がってきますので、ここの可動域は獲得したいところです。
ご自宅で簡単にできますので是非行ってみてください。
マーメイドムーブポイント/回数・タイミング
マーメイドムーブを行う上でのポイント
ハムストリングスを伸ばすために骨盤を立たせ、踵を突き出すことが大切です。
肩甲骨から動かすことで自然と体幹が捻られます。
肩を回すイメージが必要です。
回数・タイミング
10回1セット。
ウォーミングアップや入浴後に毎日積み重ねましょう。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
体幹トレーニング。
股関節可動域拡大。
ハムストリングスのストレッチ。
捻転によるパワー蓄積を養う。
運動強度☆☆☆☆
体幹トレーニング中・上級者向け。
このようなお悩みがある方
- 体幹を捻る運動をさせている方
- 骨盤の歪みから来る腰痛でお悩みの方
- 対角らせん運動の感覚を養いたい方
- ゴルフのスイング上達を考えている方
- 運動パフォーマンスを高めたい方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.167】ゴルフ上達に役立つ体幹トレーニング マーメイドムーブ
ゴルフは小手先ではなく体幹で行うスポーツ
ゴルフスイングは捻転が必要です。
ドライバーからパッティングまですべてで体幹がものを言います。
上半身と下半身の連絡役である体幹が仕事をしないと、パワーもスピードも生まれず、さらにスイングは乱れミートもままなりません。
スイングを繰り返す、素振りを繰り返すことも大切ですが、体幹トレーニングでもその感覚は養えます。
ぜひ体幹の使い方を身につけて、スコアアップに役立ててください。
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