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肩こりは整形外科に行けば悩まなくなる?それとも自主解決?

2017.9.28

肩こりは国民病と言われるほど、多くの人が悩まされているようですが、病院に行くほどの痛みや不具合が少ないので詳しいことは把握されてません。

長時間のデスクワークやスポーツ、車の運転などで首や肩、足腰や背中の筋肉に張りや痛みを感じた経験は誰しもあると思います。
その中には肩こりの症状がつらくて、仕事に支障が出てお困りの方が多くいらっしゃいます。
仕事がデスクワークの方は長時間座った状態が続くため、肩に負担がかかり続けるからです。
中には作業を中断しなければいけないという方もいるようです。

そのような状態が続くと、精神的にも疲れてしまいますよね?
そうなってから肩こりで整形外科にいって治療をすると、肩こりが改善される方もいれば中々改善されない方もいます。

今回肩こりの原因や対処法について話していきますので、なるべく早い段階で手を打つように役立てて下さい。

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肩こりも夏の症状のひとつ

海水浴やキャンプなど、夏は楽しいレジャーが盛りだくさんです。
ギラギラと照らす太陽の下で思いっきり楽しみたいところですが、夏の時期になると夏に起こりやすい症状が現れてきます。

夏には症状として手足の冷え、足のむくみ、体のだるさ、皮膚の乾燥、発汗がうまくいかない、肩こりなどの症状が目立ちます。
その症状はよく見受けられるため軽くみられがちですが、そのまま放っておくと重症化し整形外科での外科治療が必要となることもあります。
予防法や適切な応急処置を身につけることも大切ですが、症状を軽視した自己判断は禁物です。

今回は夏に起こりやすい肩こりについてピックアップしたいと思います。
気になる症状がみられる場合には速やかに医療機関を受診しましょう。

夏に起きやすい肩こりで整形外科に行く前にすべきこと

肩こりがお悩みで整形外科で受診しようと思っている方、そもそも肩こりがなぜ起きてしまうのか調べたことはありますか?

まず夏に肩こりが強まる原因として、夏の気温上昇があります。
肩こりになりやすいのは、血液の流れる力が弱く、血行が悪くなる傾向があるときです。
血流が滞ると、疲労物質が流されにくく、栄養と酸素が体の必要なところへ運ばれ難い状態になります。
そのため、肩こりも治りにくく、疲労感が抜けないと感じます。

まずはバランスの良い食事を心がけましょう。
栄養が偏ってしまうと血流も悪くなります。
又、食欲不振などから食事をきちんと撮らないことが多く、栄養バランスが悪くなりがちです。
そのだるさの原因はビタミン類の不足が考えられ、正常な血流を保つことはできていないからです。
さらに良質な塩分を摂取することも大事です。

整形外科に行く前に夏の肩こりに効くツボ刺激

デスクワークを長時間続けるような働き方をしている方は、肩こりに悩んでいる方が多いのではないでしょうか。

ここでは、手のツボを刺激することで肩こりを解消できるマッサージの方法を紹介します。
仕事中でもできるため、ぜひ試してみてくださいね。

・天柱(てんちゅう)
首の後ろ、髪の生えぎわにある、2本の太い筋肉の外側のくぼみにあります。

両手で、頭を後ろから抱え込むようにし、親指でツボを刺激してください。
肩こりからくる頭痛や目の疲れにもよく効きます。

・肩井(けんせい)
後ろ首の根元と肩先の中間のところにあります。
自分で押すのは少し難しいかもしれませんね。
家族や仕事仲間にやってもらうときは、後ろに立って肩をつかむようにして、親指で強めにもみ押してもらうのもいいでしょう。
これは肩こりの特効ツボです。
整形外科では中々教えてくれない内容です。
ぜひお試しください。

整形外科で肩こりが改善されない方へ

肩こりが酷くて、整形外科でレントゲンを撮って、処方箋を出され様子をみてくださいと言われたということはありませんか?

それだと効果を感じるのも難しいですよね。

これからお伝えする肩こり改善ストレッチですが、肩甲骨を積極的に動かして肩周りの凝り、張りをとる効果があります。

肩甲骨と腕の捻る動作が入ることで筋肉の深層の部分にまでストレッチがしっかりかかるので、最初は結構きつく感じると思います。

肩こりの方は腕の捻る動きをすると肩が上がってしまったり、肘が曲がってしまうでしょう。

又、腕を捻ることで肩井のツボにも刺激が入るので筋肉の硬さを和らげ、肩こりの緩和に繋がります。
デスクワークをしている方、肉体労働で腕を酷使されている方はぜひ取り入れていただきたいと思います。

肩こりで整形外科へ行く前に ポールストレッチの流れ

今回はポールストレッチという、肩こり改善の右の肩甲骨と左の肩甲骨を同時に動かしていくストレッチを行っていきましょう。

肩幅で足を開いて両手は肩と水平に伸ばします。
右手を小指側に回してできるだけ遠くに伸ばします。

左手は親指側に回してできるだけ遠くに伸ばします。
背筋をしっかり伸ばし目線を遠くに保ってください。
この状態を10秒間キープし、肩甲骨周辺の深層の筋肉にしっかり刺激を入れていきます。

10秒キープしたら、今度は右手を内側に左手を小指側に回してこちらも10秒間キープしていきます。
しっかりストレッチがかかったところで、左右を交互に10回入れ替えていきましょう。

肩こりの改善だけでなく、野球の動作にも肩甲骨を回旋する動作というのはたくさんあります。
ぜひ、スポーツをやっている方にもオススメしたいので試してみてください。

ポールストレッチのポイント/回数・タイミング

ポールストレッチを行う上でのポイント

左右の腕の水平を崩さないように意識しましょう。
ひねりを入れ替えると高さが変わりやすいです。
またしっかりと背筋を伸ばし顎を軽く引き、目線はなるべく遠くに置いてください。

回数・タイミング

10回1セットを基本として1日3セット行いましょう。
まとめて少しの休憩を挟みながらでもいいですが、朝起きて1セット、お昼休みに1セット、お風呂上がりに1セットといったように分けて行うとより効果的です。

ストレッチ目的/強度/ターゲット

目的

肩こり改善/矯正。
特に上肢を積極的に使うことで、肩甲骨に刺激が入り肩甲骨のポジションを正します。

運動強度☆☆

ストレッチがあまり得意ではない、運動を定期的に行っていない方向け。

このようなお悩みがある方

  • 肩こり改善、予防をされたい方
  • 猫背を改善されたい方
  • ご自宅でできるストレッチを知りたかった方
  • 酷い肩こりをお持ちの方
  • 肩周りのだるさをとりたい方

ストレッチは以下のことを守って進めてください。

ストレッチを行う上での注意点

【ストレッチ動画No.56】肩こりは整形外科に行く前が大切!ポールストレッチ

肩こりは整形外科で治るのか?

肩こりの症状によっては整形外科でないと治らない肩こりももちろんあります。
肩にするどい痛みがある、肩~腕~手がしびれる、腕が上げられないほどの痛みなどは肩こりとは別と考えてください。
このような場合は、整形外科に飛んで行きましょう!
それ以外の肩こりはまずは自分でストレッチをすることで症状が和らぐが試してみてください。

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