いつでも効果的?体幹トレーニングを行う時間で違いが出るか
2017.11.13
時間を気にしないで、気軽にやってもらいたい体幹トレーニングですが、いくつかの注意点、避けたほうがいい時間帯は確かに存在します。
それは私たち人間の本能的な部分に関わるためどうしようもありません。
ですから、それを理解し、少しでも効率よくできる時間帯を見つけていきましょう。
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体幹をトレーニングを行う時間でどう違う?
ダイエットや健康維持に重要な役割を果たすのが体幹です。
多くの人が体幹を鍛えるためにトレーニングに励んでいます。
ここで気になるのが、トレーニングをする時間です。
体幹トレーニングをするにあたって、もっとも効果的な時間帯はいつなのでしょうか?
そこで効果的な時間帯を考える前に、行ってはいけない時間帯について調べてみましょう。
体幹トレーニングを行ってはいけない時間帯としては、食事のあとすぐ、空腹時、寝るすぐ前があります。
食後すぐあとは、胃や腸などの消化器官に血液が集中しています。
この状態では、トレーニングの負荷がかかる筋肉に十分な血液が行き渡らず、効果的なトレーニングができません。
また、消化器官に負担がかかり、消化不良になってしまいます。
それから空腹時のトレーニングもオススメできません。
空腹を感じている場合、血糖値や血圧が落ちていることに加えて、エネルギーが不足しています。
この状態で運動を行うと、不足しているエネルギーを補う為に筋肉を分解してエネルギーに変えてしまう可能性があります。
これでは逆に筋肉が細くなってしまいますのでNGです。
そして、寝る直前もトレーニングには適しません。
これはトレーニング効果というよりは、眠りの質が悪くなるからです。
就寝前に激しい運動をすると交感神経が刺激されて寝つきにくくなります。
質の高い睡眠を取れないと体調不良につながり、体幹トレーニングにも悪影響を及ぼす可能性があるのです。
ですから就寝前すぐは避け、30分ほど前に終わすか、軽いストレッチ感覚の体幹トレーニングだけにしておきましょう。
就寝前の時間でも効果が出る体幹トレーニング プローンジョイントムーブ
今回はプローンジョイントムーブという、右側の股関節と左側の股関節を連動させていくストレッチ&体幹トレーニングを行います。
まずうつ伏せになり、手は顎の下、脚を軽く広げます。
そこから右足をできるだけ外に、高いところに上げてください。
さらに右足の踵を上げるため、つま先が下になるよう股関節を捻ります。
その時、左足の踵で床をしっかり押さえながら右足の踵を上に上げていきましょう。
今度は右足の踵を押さえつけ、左足のつま先をつけ踵を上げていきます。
この入れ替えを10回連続で行ってください。
右足の股関節を内旋することで、中臀筋と小臀筋が非常につりやすくなってきます。
それだけで股関節のトレーニングの効果が出てきますので、頑張ってやってみてください。
足を入れ替えて、左足を上げて右足を斜め下に伸ばし、同じく10回連続で動かしましょう。
股関節を鍛えるとジャンプ力向上にも繋がってきます。
少しきついかもしれませんが、みなさん頑張ってみてください。
プローンジョイントムーブのポイント/回数・タイミング
プローンジョイントムーブを行う上でのポイント
できる限り、踵同士が遠くなるよう股関節から開脚してください。
ただし開脚するとき、上半身は動かしてはいけません。
足を広げた反動でも動かないようにしましょう。
踵を動かす動作は、足先を意識するのではなく、股関節から動かすように意識してください。
回数・タイミング
10回1セットを紹介した避けるべき時間帯以外で3セット行ってください。
ストレッチ目的/強度/ターゲット
目的
体幹トレーニング。
左右股関節の連動性アップ。
骨盤矯正。
下半身痩せ。
運動強度☆☆☆☆
開脚ストレッチを普段から行っている方向け。
このようなお悩みがある方
- 姿勢改善したい方
- 腰痛でお悩みの方
- 股関節に痛みを抱えている方
- お腹ぽっこりでお悩みの方
- お尻のたるみが気になる方
- 運動パフォーマンスを高めたい方
ストレッチは以下のことを守って進めてください。
【ストレッチ動画No.155】時間に拘らずできる体幹トレーニング プローンジョイントムーブ
生活時間の隙間を見つけ、逆算してベストな体幹トレーニングを。
体幹トレーニングは積み重ねることで効果がどんどん現れてきます。
しかし、今回お話したようにタイミングを間違えると、その効果が薄れるか、別の悩みが生じるかもしれません。
ですから、よっぽど時間に追われ隙間時間がないような方以外は、効果的な時間帯を生活の中に見つけ、そこで体幹トレーニングを行ってみてください。
すぐに効果が現れる可能性大です。
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